決算書作成の時期です①
3月決算の会社は、本決算が終わり、
これから決算書作成の時期を迎えます。
これまでこのブログで何度も申し上げてきましたが、
改めて決算書作成のポイントをお伝えします。
まず、決算書は、誰に見せるか?
ということを意識する必要があります。
ほとんどの会社は、決算書を銀行に提出します。
銀行から借入があれば、決算書の提出を求められます。
その際に、決算書と一緒に、
勘定科目内訳書といって、
決算書に載っている各項目の内訳を記す書類があります。
このなかに、借入金の内訳書というものがあります。
××銀行からの借入がいくらあって、
金利をいくら支払っているか、という資料です。
この内訳書に補足欄がありますが、ご丁寧に、
金利●%などと書いている会社がありますが、
これはおやめください。
わが社の調達金利を
全ての銀行に知らせることになります。
当然、銀行はチェックしますから、
「あぁ、よそは、●%と貸してるのか・・・
なら、うちも●%の金利提案でいいな。」となります。
ここは、借入金の残高のみ書いて、
支払利息の金額すら書かない、という対応でよいです。
もし、何か言われたら、そのとき考えればよいですから。
(福岡雄吉郎)
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