サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

労務コスト削減セミナーのお知らせ

  • 労務コスト削減セミナーのお知らせ
    労務コスト削減セミナーの日程が決定しました。 10月17日(木)大阪、10月25日(金)東京 主催:日本経営合理化協会 講師:古山喜章 ゲスト講師:福田秀樹 詳細&お申し込みはこちらから。

福岡雄吉郎「賢い節税 100の打ち手」CD発売!

  • 福岡雄吉郎「賢い節税 100の打ち手」CD発売!
    知らないと大損する!社長個人と会社のお金を正しく守る実務。 1話4分、全100項で、どこから手を付けてもお金が残せる実務を解説しています。  皆で頑張って稼いだ会社と社長のお金を1円でも多く残し、いざという時でも安心できる「お金に困らない経営」を実現するため、本CDの講話をいち早くご活用ください。

ICO新刊発売のお知らせ!

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 高額退職金出してください③ | トップページ | 高額退職金出してください⑤ »

2022年5月19日 (木)

高額退職金出してください④

私たちの仕事のテーマには、事業承継があります。

そして、事業承継で効果的なのは、経営者に高額の退職金を出すことです。

 

高額退職金を出す理由は、4つあるとお伝えしました。

 

4つ目は、経営者個人の税率が低いため、でした。

 

同じ1億円をもらう場合、

役員報酬なら所得税が50%かかりますが、

退職金は、20%程度の所得税で済みます。

 

つまり、退職金は、受け取る側にとってはとても優遇されています。

というのは、退職金にまで高い税率をかけるのは・・・

ということで、いわゆる「1/2課税」となっているのです。

 

「1/2課税」というのは、

退職金の額面金額に、「1/2」をかけて、

それに所得税をかける、というルールです。

だから所得税率が、役員報酬等に比べると低くなっています。

 

昨日ご紹介した例で、

例えば、会社として5億円の退職金を出し、

税務上は3億円しか認められないとなった場合、

 

差額の2億円は損金不算入として、法人税を追加で支払いますが、

受け取った個人からすると、

2億円の否認というのは関係なく、

あくまで5億円の退職金をもらったとして、

低い税率で受け取ることができます。

 

このため、私たちがお手伝いしてきたなかで、

自己否認という方法を使う会社もありました。

 

これはつまり、先ほどの例でいえば、

5億円の退職金を出すけれど、

これはちょっと高いね、ということで、

会社自らが、2億円を否認して、

その分法人税を支払う、ということです。

 

経営者はどうしても、これだけほしい!

でも、税務上、そこまで出せない!

という場合に、使う手法です。

 

(福岡雄吉郎)

« 高額退職金出してください③ | トップページ | 高額退職金出してください⑤ »

高額退職金」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 高額退職金出してください③ | トップページ | 高額退職金出してください⑤ »

2024年 ご挨拶動画

おすすめブログ

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック