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2022年6月 1日 (水)

人を見て策を考える③

先日、相談に来られた九州地方でホテル業を営んでいる

九州開発(仮)の嵯峨社長(仮)ですが、

相談内容は、「ホールディングを設立したほうがよいか?」

というものでした。

 

会社は5社あり、祖業(不動産業)を核とする会社が、

1社あり、他は、ホテル業でした。

 

社長といろいろと話をすると、

祖業の不動産業は、息子に継いでもらえるなら・・・

他の4社は、M&Aでもよいかなぁ、という感じでした。

 

「社長、この不動産会社ですけど、

今後、どのくらい利益が出そうですか?

これまでと同じくらいのペースで、利益が出る感じですか?」

 

「はい、まぁ、そうだと思います」

 

「それなら、簡単ですね。

いま、剰余金、内部留保が1.5億円くらいです。

退職まであと10年だとして、税引後利益が、

毎年20百万円ずつ積みあがります。

ということは、10年後に、剰余金は3.5億円くらいです。」

 

「はい、わかります。」

 

「このくらいなら、退職したときに、

この剰余金、内部留保を、すべて退職金として、

もっていってください。そうすると、株価は額面まで落ちますよ。

株価対策で、ホールディングなんてつくる必要はないですね。」

 

「あぁ、そうなんですね。

 

でも、残りの4社はどうやって考えたらいいんでしょうか?」

 

(福岡雄吉郎)

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