こんなはずでは…②
事例 海外への出資~その1~
製造業を営む会社のオーナーが、
80歳を超えて、新規事業に進出しました。
飲食業です。
全く畑違いの分野です。
これだけでもう、大丈夫か?という世界です。
しかも、場所は日本国内ではなく、海外です。
なんでそこに?と疑問がわくのですが、
会長の広い人脈が、甘い話を持ってくるのです。
「会長、この国は、日本と違って、
国としての成長率も高く、将来有望です。
しかも、日本食のレストランは少なくて、
今なら、他社に先駆ける形になり、絶対に成功します!」
などと、ささやくのです。
だいたい、オーナーというのは、
山っ気のある方が多いです。
こういう甘い言葉は、
オーナーの琴線に触れる、
いや、金銭に触れるのです。
「よし!本業もどうなるか分からないし、
ここはイッチョかけてみるか!」
と感じてしまうのです。
新しい分野への出資、M&Aは、
あくまで、本業と関係する分野の川上、川下で
考えるべきです。
本業と畑違いの分野、
まして、料理の世界は、職人の世界です。
簡単に成功できるわけありません。
しかも、場所は異国の地です。
成功確率はぐっと低くなります。
色々と考えるべきポイントはありましたが、
オーナーは即決して、海外進出を決めたのです。
資本金として5000万円振込みました。
ところが、その後、まさかの事態が発生します。
(福岡雄吉郎)
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