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2022年10月

2022年10月31日 (月)

給与制度の変革時代①

「今の給与制度のままでは、

 これからの環境変化に適応しきれない」

と感じておられる中小企業の経営者が多いです。

30年間のデフレが終わりつつある昨今、

給与制度は変革の時代に入ろうとしているのです。

 

①現状の給与制度は機能しているか

 

日本の給与制度は今もほとんど、年功序列型です。

そして、その仕組みの多くは、

「あなたの基本給は、〇等級の〇号俸です。」

という、職能資格制度で運用されています。

 

年功序列型の職能資格制度の原点は、

国家公務員に適用してきた給与制度です。

それを民間にも適用し始めたのが、1950年代です。

その後70年にわたって多くの会社で運用されてきました。

 

しかし現状は、

「うちの給与制度のままでは、これからの時代に適応できないし、

 こんな制度では、若い人たちの給与を上げれず、人も採れない。」

と、多くの中小企業経営者が悩まれているのです。

 

約30年間、デフレ環境が続きました。

賃金を上げる必要はほとんどなく、多少の弊害があるものの、

年功序列型でかろうじてしのげたのです。

大きなベースアップはほぼなく、

申し訳程度に賃金を上げることで、デフレ環境に対応できたのです。

が、そのデフレも終わりが見えてきました。

 

しかし、

賃金を上げなければならない、という環境に変わってきました。

その途端、

“この給与制度では耐えられない”となってきたのです。

年功序列型は、年齢を重ねればどこまでも、

上がり幅に差はあるものの、給与が上がり続ける仕組みです。

仕事のできない社員も、多少とはいえずっと給料が上がるのです。

 

そこで大手企業で増えつつあるのが、「ジョブ型」や「職務型」です。

従来の年功序列型はやめて、

「仕事内容や役割に応じた賃金制度にしよう。」

という動きです。

 

かつては特定の大企業だけがそのような仕組みに変えようとしました。

が、うまくゆかず、年功序列型に戻したりしていました。

しかし今回は様子が違います。

そうしなければいけない、

という足並みが企業間でそろい始めているのです。

その動きは中小企業でも同様です。

 

デフレからインフレモードに移るなか、

どのような給与制度に変革するべきか、考えてゆきたいと思います。

 

(古山喜章)

2022年10月28日 (金)

贈与税はなくならない⑤

今年の税制改正では、

亡くなる「3年以内」の贈与を相続財産に含めるという話を、

亡くなる「5年以内」とか、亡くなる「10年以内」とか、

過去さかのぼる期間を延ばされるだろう、

というのが先日の日経新聞の記事です。

 

では、この対策はといえば・・・

①若いうちから早く贈与する

もし、上記のような改正があり、

仮に、亡くなる10年以内の贈与は相続財産に含められる、

となった場合でも、若い方であれば、いまのうちから贈与しておけば、

この改正の影響は受けません。

 

10年以上生きれば、この改正に該当することはないのです。

ですが、現実には、皆様、若いうちからセッセと贈与する方は、

少数派ですね。

 

②孫、子供の配偶者は関係なし(遺言書で財産を相続させる場合は別)

この話は、法定相続人への贈与です。

つまり、法定相続人以外への贈与は、

この話は関係ありません。

ですので、基本的に、お孫さん、お嫁さん、お婿さん、は、

関係がないのです。

なくなる直前にお孫さんへ贈与する方がいますが、

これは、お孫さんが法定相続人でないからです。

 

③生活資金贈与

扶養しているお子さん、お孫さんへの

教育費、生活費などの、生活資金を贈与したとしても、

そもそも、贈与税はかかりません。

 

贈与税はしっかりと残りづけます

その仕組みをしっかり理解することが、

後世に財産を残す秘訣です。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月27日 (木)

贈与税はなくならない④

亡くなる3年以内にお父さんから子供へ行った贈与は、

相続財産に含められる、というルールがあります。

 

そして、このルール自体が、

昨年の税制改正のポイントして注目を浴びていたのです。

税収を増やすには、富裕層から税金をとる必要があり、

その富裕層は、生前贈与を使って相続税を減らしている、

ということで、贈与税と相続税の一体化、

が税制改正のテーマになっていました。

 

週刊誌などでも、贈与税がなくなる!

など、インパクトのある見出しが並び、

贈与をするなら今のうち!というように、

あたかも、本当に贈与税がなくなるような

印象が強く与えられていました。

 

結論としては、昨年の税制改正では、

相続税と贈与税の一体化は見送られました。

 

ですが、この議論は引き続き行われており、

今年の税制改正では、

亡くなる「3年以内」の贈与を相続財産に含めるという話を、

亡くなる「5年以内」とか、亡くなる「10年以内」とか、

過去さかのぼる期間を延ばされるだろう、

というのが先日の日経新聞の記事です。

 

諸外国では、3年ではなく、10年とか15年とか、

結構長くさかのぼります。

そこに合わせることが検討されているのです。

 

週刊誌では、

「贈与税がなくなる」

「贈与するなら今のうち」

「ギリギリ滑り込み贈与」などの、

目を引くようなタイトルが並びますが、

決してそんなことはないのです。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月26日 (水)

贈与税はなくならない③

相続税は最高税率が50%以上と言われ、

実際にそこまでかかる方は少ないものの、

「そんなに取られてはたまらない」

ということで、皆さん、何か良い方法はないか、

とあの手この手を考えます。

 

贈与額と贈与税の関係は

下記の通りです。

Zouyo_20221026074601

お分かりのとおり、

贈与額が増えれば増えるほど、

加速度的に税率があがります。

 

かといって、年間110万円の

非課税の範囲内で贈与していては、

なかなか財産が減っていかないのです。

 

これを見れば、贈与額が500万円前後が、

実行税率が10%くらいで、

しかも、それなりに贈与できる、

という意味で費用対効果が高いといえます。

 

しかし、この贈与については、

贈与する時期に注意する必要があるのです。

亡くなる直前に贈与をしたとしても、

それは贈与として認められないのです。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月25日 (火)

贈与税はなくならない②

相続税は最高税率が50%以上と言われ、

実際にそこまでかかる方は少ないものの、

「そんなに取られてはたまらない」

ということで、皆さん、何か良い方法はないか、

とあの手この手を考えます。

 

対策の一つが贈与ですが、この贈与を巡って、

昨日ご紹介したような変化が起きようとしているのです。

 

通常の贈与というのは、

「暦年贈与」と呼ばれるもので、

1月~12月までの間に

贈与を受けた側(子供)が、

贈与を受けた金額に応じて、

贈与税を支払うことになります。

 

よくこんがらがりますが、

贈与税は、贈与を受けた側が支払います。

また、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの

4人から、1年の間に、別々に贈与を受けた場合、

贈与を受けた合計額に応じて、贈与税を計算します。

 

なお、贈与を受ける金額が、

年間110万円までであれば、

贈与税はかかりません。

これは、よくご存じの方も多いと思います。

 

110万円以上の金銭等を受け取った場合は、

その金額に応じて、贈与税を支払うことになります。

この贈与税は、累進課税といって、

贈与を受ける金額に応じて、

贈与税の税率はだんだんとあがっていきます。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月24日 (月)

贈与税はなくならない

先日の日経新聞で次のような記事が出ていました。

ご存じの方も多いと思いますが、

贈与税、相続税を巡る改正のニュースです。

 

一部では、贈与税がなくなり、相続税に一本化される、

という声もありましたが、

ニュースを見る限り、贈与税はなくならなさそうです。

 

=====以下、日経新聞から引用します====

財務省は相続・贈与税制度の見直しを検討する。

生きている間に子や孫に資産を渡す生前贈与では現在、

死亡前の3年間は相続財産として相続税に加算して課税する。

この対象期間を数年間拡大する方向だ。

生前の早い段階で贈与を促し、子育てなどでお金の必要な時期に若年層に資産が渡りやすい仕組みを整える。

資産を移す時期によって税負担が変わる影響も抑える。

生前贈与には毎年課税する「暦年課税」と相続時にまとめて税を徴収する「精算課税」の2つがある。暦年課税は年110万円の非課税枠があるが、死亡前の3年間に贈与した分は相続財産としてさかのぼって税をとる。

財務省は2023年度税制改正で、

相続財産として加算する期間を現在の3年間から拡大する方針だ。

政府の税制調査会(首相の諮問機関)で方向性を議論しており、

21日の専門家会合では5~10年間を目安に延長する方向で委員の意見がおおむね一致した。

贈与税と相続税は同じ金額でも適用される税率が異なる。

生前に年110万円までの範囲で贈与する人にとっては死亡前の3年間だけ税負担が重くなるため、病気などにかかる前の税負担が少ないタイミングを選んで資産を移転しようとの意向が働きやすい。

加算される期間が長くなれば前倒しでこうした動きが広がり、若年層にお金が移りやすくなるとの期待がある。

21日の議論では委員から「移転の時期に中立な税制とするには延長が妥当だ」との意見が多かった。

海外では英国で7年、米国では一生にわたって相続財産として課税する。日本では1950年代に税務手続きの制約などから3年という短い期間が設定された経緯があるが、デジタル化の進展で数年の期間延長は可能だとみられる。

===================

さて、改めて贈与税についてみていきます。

(福岡雄吉郎)

 

2022年10月21日 (金)

銀行とのつきあい方⑤

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

⑤不要な現預金を持たない

 

デフレであろうとインフレであろうと、

私たちの基本的な考え方は、

「不要な現預金を抱えるな。」ということです。

 

「不動産の出物を確保したり、

すぐに資金が必要なときがあります!」

というのなら、銀行と当座貸越契約を結び、

いつでもすぐに資金調達できるようにすればよいです。

 

「普段の借入がなければ、

 すぐに借りれるかどうか不安です。」

という方もいまだにおられます。

この認識自体が誤りです。

銀行は、財務体質が健全で、返済能力が高い会社になら、

すぐにでも貸したいのです。

既存の融資がある会社へ優先的に貸す、

ということは、まったくないのです。

 

融資先にマサカの坂の出来事があった時、

銀行はさらに貸すことよりも、回収できるかどうかを先に考えます。

カネ貸し業として、当たり前のことです。

 

それにそもそも、

不要な現預金を抱えていると、

いつのまにか使ってなくなる、

というのが中小企業のよくないところです。

 

ろくに取締役会も開かず、

社長の意思決定のみで、高額商品の購入や、

投機まがいの金融商品を買ってしまうからです。

ガバナビリティ(企業統治)による歯止めがないのです。

また銀行もそのような体質を承知のうえで、

社長をおだてて売り込みにくるのです。

 

この最近でも、必要ないのにコロナ融資を受けさせて、

「せっかくですから、この商品などいかがでしょうか?」

と中小企業が金融商品を買わされています。

新聞でも問題になってきている“仕組債”、

いわゆるデリバティブ商品です。

ハイリスク・ハイリターンなので、ほぼギャンブルです。

 

結果、大損してコロナ融資の借入金だけが残った、

という中小企業が多数、現れているのです。

だから金融庁から銀行に、

“仕組債”の販売停止命令が出ているのです。

 

不要な借入をせず、健全盤石な財務体質を維持する。

銀行を取り巻く環境と銀行員の体質を理解し、

金利相場などを掴んでおく。

そうすることで、

銀行に対して有利な立場でおつきあいでき、

強い交渉を進めれるのです。

 

(古山喜章)

2022年10月20日 (木)

銀行とのつきあい方④

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

④固定がいいか、変動がいいか

 

インフレ傾向ではあるものの、

現状ではまだまだ変動金利の対応でいい、

タイボ(TIBOR)+スプレッドの金利にしなさい、

と、先に申し上げました。

 

とはいえ、銀行から、

「20年、固定の0.3%でどうですか?」

と破格の提案があれば、受け入れればよいのです。

実際に、そのような顧問先があるのです。

 

一番よくないのは、

「そろそろ金利が上がりそうだから・・・」

と銀行員からそそのかされ、

安易に固定金利で契約してしまうパターンです。

 

固定金利の多くは、1%前後かと思われます。

長期借入期間で多いのは、7年前後です。

では今後の7年間で早々に、

「1%にしておいてよかった。」

と思えるまで、日本の銀行金利が急上昇するかというと、

しないと思うのです。

 

金利が大きく上がるのは、

アメリカの金利が急騰したからではなく、

カネ余りが解消され、おカネが不足してきたときです。

資金需要が膨らんで、貸す側が有利になってきたとき、

金利は大きく上がります。

日本はいまだ、空前のカネ余りなのです。

 

あるとすれば、

デフレ対応で海外へ移した生産拠点を国内に戻し、

“メイド・イン・ジャパン復活!”

で設備投資が活発化してきた時だと考えるのです。

お金がどんどん必要になったときです。

 

「働く人が少ないから、国内回帰はムリでしょう。」

とおっしゃる方もおられます。

が、それを克服するのがロボットやシステムであり、

規制緩和による外国人労働者の活用です。

そのための底力は、備わりつつあるのです。

 

事実、早々にメイド・イン・ジャパンを復活されている

顧問先もあります。

その会社では、海外生産を国内生産に戻しても、

少人数で対応できるよう、ロボットとシステムをフル活用し、

新しい時代環境に適応した収益体質を構築しておられます。

 

現状では、

日本の金利が短期間で急上昇することはありえません。

借入をするにしても、変動金利で対応して返済を進めればよいです。

数年後、本当に上がってきたら、借り換えをすればよいのです。

今の時点では、変動か固定かで悩むより、

劇的な環境変化に適応すべく、収益体質改善に取り組んでほしいのです。

 

(古山喜章)

2022年10月19日 (水)

銀行とのつきあい方➂

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

➂融資の平均金利上昇の意味

 

前回、タイボ(TIBOR)は、

2022年4月に比べて、10月のほうが下がっている、

と述べました。

銀行はいまだカネ余りで、銀行間の取引金利は、

現状でも下がっているのです。

 

一方、日本銀行が毎月発表している、

市中銀行の融資金利の同行はどうか、です。

銀行から企業への貸し出し平均金利は、

2022年4月に比べ、直近データの8月末のほうが、

上昇しているのです。

これはどういうことを意味するのかです。

 

私はこう考えます。

企業側が銀行交渉で負けている、

銀行の言いなりになっている企業が多い、と思うのです。

 

実際の国内金利はむしろ下がっているのです。

なのに銀行担当から、

「昨今のインフレ傾向で、

そろそろ金利も上がってくるかもしれません。

 今のうちに固定金利にされてはいかがでしょうか?」

と言われると、

「そうかもな…。」となり、

固定金利で契約する企業が増えている、と読むのです。

 

現状においては、

固定金利のほうが、変動よりも高く設定されます。

その結果、

タイボ(TIBOR)は下がっているのに、

貸し出し平均金利は上がっている、

という現象になっていると考えるのです。

 

「そろそろ固定金利にしてはいかがですか?」

と言われたら、

「タイボは下がっているのに、

 まだ当分、国内の金利は上がらないでしょ。」

などと、言い返してほしいのです。

その一言で、

「この経営者は手ごわい」

と感じさせることができる、対応も変わってくるのです。

 

(古山喜章)

2022年10月18日 (火)

銀行とのつきあい方②

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

②タイボ(TIBOR)は下がっています

 

タイボ(TIBOR)は、

Tokyo InterBank Offered Rate  の略で、

“東京銀行間取引”と呼ばれています。

東京の銀行間で日々行われている、

お金の貸し借りをする際の取引金利です。

日本経済新聞の金融欄に、毎日その金利が掲載されています。

 

私たちは常々、

タイボ(TIBOR)+スプレッド(上乗せ)で借りなさい、

と言い続けています。

 

そのタイボ(TIBOR)の最近の同行をご存じでしょうか。

このような動きです。

2022_20221018090101   

画像をクリックして、右下の2022年の動きをご覧ください。

4月1日と10月10日では、

直近の10月10日のほうが、低いのです。

要は、戦争や円安などのこの局面においても、

タイボ(TIBOR)は下がっているのです。

 

結局、カネ余りの環境は変わらず、

コストインフレであっても、資金需要は膨らんでいない、

ということです。

だからタイボ(TIBOR)金利は今も下がっているのです。

 

最近、

「そろそろ変動金利のタイボはやめて、

固定金利にしたほうがよいでしょうか」

という質問を受ける機会が出てきました。

 

インフレ傾向に移ってきたかたといって、

金利がすぐに上がるのではありません。

資金需要が増えてきて、お金が不足してきたときに、

銀行金利は上がるのです。

今のタイミングで、日本の金利は上がりません。

日銀総裁も「金利を上げない」と明言しているのです。

 

だから今はまだ、

タイボ(TIBOR)+スプレッド(上乗せ)

の考え方で銀行交渉に臨んでほしいのです。

 

(古山喜章)

2022年10月17日 (月)

銀行とのつきあい方①

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

①2023年は倒産が増えます

 

銀行の元頭取とお話しをする機会がありました。

「来年は今年よりも倒産が増えそうです。」

とのことでした。

その後、現役の役員と話しをしても、

同じことを言っておられました。

 

その理由は、二人とも同じです。

「コロナ融資の返済が本格的に始まるから」ということです。

一部の業界や企業ではすでに返済がスタートしていますが、

多くはコロナ融資から満3年を迎える2023年から、

返済がスタートします。

 

「どうやら、返済開始に耐えられない会社が、

 それ相応の数あるようで、その選別に動き始めています。」

とのことなのです。

本来、銀行は不良債権を発生させたがりません。

回収不能の損失を被ることと、

金融庁からのおとがめを嫌うからです。

 

しかし、コロナ融資に関しては、

保証協会が銀行に対して、100%の保証をしています。

なので、コロナ融資を受けた企業が倒産しても、

銀行は保証協会を通じて100%回収できるのです。

回収不能の損失はなく、痛みがないのです。

通常、保証協会は最高80%保証なのです。

 

だから銀行は、

返済が厳しくても継続融資をする会社と、

返済不能であれば、もうそこで見限ってしまう会社を、

今の打ちから選別し始めているのです。

となると、倒産が増えるのは当たり前なのです。

彼らは、そのことを承知しているのです。

 

ただ、倒産が増えるといっても、

要はゾンビ企業が減る、ということです。

借入金の連続でお金が回っている会社に、

今後の資金注入をやめるだけです。

延命治療の生命線をカットするだけです。

まっとうな戦で生き残っている企業にとっては、

ある意味ありがたい事なのです。

 

とはいえ、銀行もカネ余りです。貸し先の不足に困っています。

どこまで英断し、継続融資を途絶えさせるのか。

その余裕がある銀行と、そんな余裕のない銀行が、あるはずです。

この結果によって、

銀行の優劣にも、ますます差が広がってゆくのです。

 

このブログを読んでいただいている会社には、

2023年、そのような状況に巻き込まれないよう、

祈るばかりなのです。

 

(古山喜章)

2022年10月14日 (金)

フランチャイズビジネスの是非④

地域密着型のフランチャイジービジネスに

フランチャイジーとして加盟した恵比寿社長ですが、

なかなか業績が思うようにあがっていきません。

 

・他のフランチャイジーで、うまく行っているところに、

ノウハウなど聞きに行くこと

 

・フランチャイジーの集まりがあれば参加して、

情報収集すること

 

恵比寿社長を通じて探ってもらいました。

 

ところが、

フランチャイジーの集まりのようなものは、かって行われたことがなく、

また、『他のフランチャイジーで上手く行っているところに

視察に行かせてほしい。他店の情報を共有してほしい。』と頼んでも、

本部からは、店舗見学を嫌がられ、濁されてばかりでした。

 

本部としても、加盟店が発展してくれることが大事でしょうから、

通常なら、加盟店の交流をはかったり、

勉強会を企画してもよいものですが、

このフランチャイザーは、そうした取り組みが一切ありませんでした。

 

恵比寿社長は、本部の責任者等を呼び出し、

「おたくの指導はどうなっているのか?」など、

加盟店として、苦言を呈するようになっていきました。

そうしてようやく、フランチャイジー(加盟店)の集まりが開催されたのです。

 

全国から加盟店が集まり行われたミーティングで、

ようやく、他の加盟店のトップと話ができました。

 

そこで言われた言葉、

「このビジネスは、単体では、収益はとても出ないよ。」

「10年前と比べて、加盟店は減っているよ。

それが全て物語っているでしょう。」

「本部のロイヤリティーは、固定で入ってくるから、

加盟店の業績が落ちようが、あまり気にしないんじゃない?」

他の加盟店からは、嘆き、グチを続々と聞いたというのです。

それを聞いて恵比寿社長は愕然としました。

 

フランチャイジーとして加盟する際は、

・加盟店の伸び率と収益率

・加盟店の店舗見学と加盟店同士の情報交換の場があるか

・本部の教育体制

など、しっかりとチェックすることが大事です。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月13日 (木)

フランチャイズビジネスの是非③

 

恵比寿商事(仮)の恵比寿太郎社長(仮)は、

コロナ禍に入り、自社のビジネス環境が大きく変化し、

「このままではマズイ」という焦りがありました。

 

フランチャイジ―として、

地域密着ビジネスに参入することにしたのです。

 

しかし、半年、1年経っても、

なかなか思うように受注が伸びてきません。

当初計画から激しく下振れしています。

 

「最初からうまくいくわけない。勉強期間だ。」

恵比寿社長は、自分にそう言い聞かせながら、

半年が過ぎ、1年が過ぎていきました。

 

当初、「よくやってくれている」と評価していた幹部人材も、

やがて、「あいつは・・・」と変化していきました。

恵比寿社長にも少しずつ焦りがみえはじめてきました。

 

問題は、なかなか受注率、リピート率があがっていかない、

ということでした。

 

「本部から、どんな指導があるんですか?」

と確認したところ

 

「指導というよりは、こちらが質問したことに答える感じで、

この現状を打破するような、キレのあるアドバイスは、

特にはない感じです・・・」

という回答でした。

 

「もう少し、待ちます。考えるのも勉強ですから。」

と粘ってはいましたが、一向に、業績はあがっていきません。

月次売上は、目標の半分程度という低空飛行が続きます。

「他のフランチャイジーで、うまく行っているところに、

ノウハウとか、聞きにいってはどうですか?

それが一番手っ取り早いですよ。

あと、フランチャイジーの集まりとか、ないんですか?

そういったものに参加して情報収集しましょう。」

 

実は、当初から、そのようにアドバイスしていましたが、

なかなか恵比寿社長は動きませんでした。

低空飛行が続き、ようやく、

本部に他のフランチャイジーの状況を聞いてもらったのです。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月12日 (水)

フランチャイズビジネスの是非②

恵比寿商事(仮)の恵比寿太郎社長(仮)は、

コロナ禍に入り、自社のビジネス環境が大きく変化し、

「このままではマズイ」という焦りがありました。

 

フランチャイジ―として、

地域密着ビジネスに参入することにしたのです。

初期投資は、約3,000万円。

出店費用に加えて、本部への加盟金、手数料、

諸々含んだ金額でした。

 

当初計画では、3年間で回収する、

というビジネスモデルでした。

「そんなにうまくいくかなぁ・・・」とは、

誰しも思うところです。

 

本部へのロイヤリティーは、

売上に関わらず、毎月定額支払いです。

 

実際に店をオープンさせるまでに、本部の研修は、約2カ月間あり、

実務的な指導は、本部が、結構やってくれたようでした。

この時点では、恵比寿社長も、本部に全幅の信頼を寄せ、

また、研修を受講した社員についても、

「よくついていってくれている」という

信頼感がありました。

 

恵比寿社長としては、

1年目は、トラブルなどもたくさん出て、

うまくいかないことは想定内として、

2年目以降から、本格的に軌道に乗せる、という目論みでした。

 

ありがちな話、いざオープンした当初は、

みな、やる気に燃えているので、

ブログも毎日アップしますし、嬉々として稼働していました。

 

しかし、半年、1年経っても、

なかなか思うように受注が伸びてきません。

ここからが正念場です。

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月11日 (火)

フランチャイズビジネスの是非

恵比寿商事(仮)の恵比寿太郎社長(仮)は、

コロナ禍に入り、自社のビジネス環境が大きく変化し、

「このままではマズイ」という焦りがありました。

 

かねてより、自社のビジネスは、斜陽産業に属し、

10年、20年、30年先を見据えると、

別の柱を持たないと・・・ということで、

あれこれと考えていました。

 

コロナで、10年、20年先の将来が、

大きく前倒しでやってきた感覚です。

 

自社の本業ビジネスの補完として、

M&Aも考えていましたが、

投資額、時間、人材どれをとっても、

これをすぐに実行するのは難しく、

そんな太郎社長が選んだのが、

フランチャイズビジネスでした。

 

釈迦に説法ですが、フランチャイズビジネスでは、

権利・ノウハウを与える者を フランチャイザー といい、

本部・本部企業などと呼ばれます。

 

さらに、権利・ノウハウを受ける会社を フランチャイジー といい、

加盟店と呼ばれます。

 

フランチャイザーがフランチャイズビジネスを運営するために

開発した商品や仕組み(ノウハウ、商標、サービスマーク、チェーン名称)を使わせてもらい、

また、本部(フランチャイザー)から、継続的に経営指導を受けて、

収益化を図ってゆく、というものです。

 

太郎社長も、「このビジネスは絶対によい!」と意気込んでいましたが、

果たして、現実はいかに?

 

(福岡雄吉郎)

2022年10月 7日 (金)

私の断食修行  続ける事35年

5,私は断食だけ続けられています。自分でも不思議です

Ninn

 

なんでも中途半端に終わる私にとって、苦しくもある断食、まして大阪に住んでいて伊豆半島の伊東まで、よくも続けて、35年真面目に来られたものだと自分で呆れ、褒めてもやりたくなります。

 

体重は88㌔あったのですが、その後 77㌔~78㌔に減量できました。

何十年も続け、直近は73.5㌔になっています

血圧はいつも正常、糖尿病もお陰様でAICは65前後を維持しています。

 

断食したからといった体重が落ちるわけではありません!

「人間5日や6日 食事をしなくても生きられる」という体験が貴重なのです。

体温と水さえ保証されれば生きれます。台風や地震や山で遭難、どうと言うことはありません。「食べられない」との恐怖心でダメになるのです。

私は水があれば1か月はもつ自信があります。

 

 

断食終了して、主治医の血液検査で

「断食してきたの?」 と言われ、検査数値は断食後 全て正常を示します。

 

80歳の年齢ですので、痛い、しんどいはありますが、同年の人よりは若く見えて健康であるのではないでしょうか?

 

集まる経営者と普段着で話し合える、この雰囲気が好きなんです。

会社も個人も健康体を維持しようと意思をもって一日が過ごせるのが良いのです。

皆さんが断食の日を待っていただいているので、私が開催を休む訳にはいかないのです。

2022年10月 6日 (木)

私の断食修行  続ける事35年

4,断食に集まる仲間が 毎回 20人に

毎年 2月と9月に断食をしています。

色々な方々が私の断食に中に「一緒にさせてください」と仲間が集まってきます。

多くは私の塾生であったり、顧問先の経営者ですが、それだけではなく、お客様、友人、同業者の方々など私と関係のない方々も紹介で入られて、皆、和気あいあいと楽しくされています。

ゴルフのなさらない方々はサナトリウムが主催される観光巡りやヨガやマッサージ、特に石原先生が薦められる「体を温めよ!」 の主張にサウナ風呂に入ったりされてあり余る時間を楽しんでおられます。

夜6時ごろから、参加者が談話室に集まって、経営の話や専門家の話を無料で聞くことも出来るのです。

確かに一人ではなかなか行動を起こせませんので、日程され許せば2日でも3日でも参加されたら如何でしょうか?

何日しないといけないというルールはありませんので、どうか、私の事務所にお問い合わせください。

Danjiki

35年続ける私へ感謝のウエルカムパーテイーです。こんな料理は出ませんので・・・

2022年10月 5日 (水)

私の断食修行  続ける事35年

3, 5日間断食をやりますが腹が減ってつらいです

Kawana

ゴールド川奈カントリー

 

「断食中 朝、昼、夜と毎度 コップ3杯の人参ジュースだけではおなかが減りません? 苦しくないですか?」とよく質問されます。

 

「腹が減って苦しいのは当り前ですよ!

「人間欲望 食欲が一番でしょう。暇だからってテレビなど見れません。料理ばかりが出てくるのですから・・・」

 

人間の修行の中で欲望を己の精神力で断ち切るのが修行だと私は考えています。

私の場合、毎晩、飲む酒を5日間も止めれば肝臓もかなり休めるでしょうし、胃も同じです。あれ食べたい、これ食べたいと頭の中に妄想が巡りますが、これを断ち切る方法がゴルフに夢中になることです。

断食道場には伊東パークゴルフ場の中にあるのです。

毎日、同じゴルフ場ではと思い、みんなでサザンクロスコースや伊豆の他のコースを巡るのです。

 

5日間も断食すれば「デトックス」「宿便」も取れて内臓が綺麗になるのではないでしょうか。

宿便など体に悪いのは誰でも理解できます。5日間ぐらい固形物を食べないのが一番の方法でしょう・・・

やってみたら 4日目や5日目には何ともなくなります。

そして最終日、おもゆ → おかゆ → 正食 

特に具のないみそ汁は涙が出るほど美味しいのです。

(井上和弘)

2022年10月 4日 (火)

私の断食修行  続ける事35年

2,石原 結實先生のバイタリテイ

Ishihara

石原先生は長崎医大を卒業され、その頃、ロシアへ、コーカサス地方では長寿の地域で有名でした。乳製品ヨーグルトなどが「長寿の源」と言われていましたが、先生はロシアに長寿の秘密を学術的に研究されて、その地に留学もされて日本に帰国後、自分の湧き上がる情熱を人々を健康長寿にするためのサナトリウムをお作りになったのでしょう。

 

時は列島改造ブームで日本、伊豆の別荘地をお買いになって、その地にサナトリウムを、おそらく大借金をしてお作りになったのでしょう。

一般的に医者は数字が弱いのか、さぞかし借金返済には苦労されたのではないでしょうか?

 

一週間の内、日曜日の午前中はここで講演、午後は診察。月曜日から土曜日は東京で診療されるだけではなく、執筆されて本を出版、各地のロータス、ライオンズ、商工会等で講演、借金を返すために365日 休むこともなくモーレツに活動されておられました。(大借金を返すためという私の想像、合っていると思います)

 

日曜日の午前中の講演は35年間で私は3回しか聞いていませんし、本も2冊だけです。しかし、35年間の話の内容は今も変わりませんし、2冊の本を読めば充分です。

話はとても面白いです。ダジャレ続きで実例も(古いですが・・・・)論理性もあり、体の為になります。

 

「吸入 排泄を制する」この言葉を聞き、今では私の信条です。

「食べすぎがいけないのです。胃腸の中に古い食べ物がとどまって宿便となっているのです。排泄がリズムを狂わせるのです。

「仕入れ過ぎが不良在庫の元です。

 

企業の売りものの仕入れ・販売と同じです。

「欠品は美学、売れ残りは醜悪」と申し上げる私の考えと一致するのです。

生活の中で「朝はニンジンジュース、昼はお蕎麦、夜はお好きなように」食べすぎを諫めておいでです。

 

私は前日、夜食は早めに6時頃、次の朝は抜いて昼過ぎまで食べずに、毎日がプチ断食しているのです。

「体を冷やすな! 体を常に温かくして免疫を高めよ!

「ニンジンは高エネルギー、ミネラルで生姜も良い。砂糖も黒糖がよい、塩を取れ!」

 

先生のすごい記憶力に負けないよう! 手本にしています。

Syasin

2022.9月石原先生と


2022年10月 3日 (月)

私の断食修行  続けること35年

1,静岡県伊東市の山中  ヒポクラテイックス・サナトリウム

私を知る人は、私が石原結實ドクターが主宰されている断食道場

「ヒポクラテイックス・サナトリウム」に通っていることをご存知の方は多いが、

なんと山中に通って断食する事、35年になっていました。

 

独立開業して無我夢中で働いていた45歳の前後から、

働き詰めのストレスだけでなく、中年の夜食のラーメンなんぞでたちまち私の体重は、

常時88㌔~89㌔を指して90㌔が近づいていました。

当然、医者には注意されていました。

 

ある時、ゴルフ場の風呂場で同行していた友人の結婚式場の月華殿(大阪)

の植田君の体を見てびっくりしました。

身長180センチの大男の彼の胸はX状に手術の後がくっきり

「どうしたんだその傷あとは?」

「ハワイで心臓で倒れて緊急に手術したんだ。」

胸をガバッと開いてのアメリカ式手術、その大きな傷あとは私には大きなショックでした。

「しかし、体が一回り小さくなったな~~

 どうして体重 落としたんだい?」

その時の植田君がゴルフ場の中に位置するヒポクラテイックス・サナトリウムを教えてくれたのです。

 

私は,さっそく伊東のサナトリウムにゴルフバックを持って出かけたのです。

しかし、困ったのは、朝・昼・夜の3杯ずつのニンジンジュース。

その頃、ニンジンが好きではない私には全く苦痛でした。

幸いに創設したばかりのこの施設、入所している客数よりスタッフの方が多い状況で

「井上さん、リンゴジュースを入れますか?」

と言って頂いて、どうやら5日間は過ごせました。

 

毎日曜日に開催される石原先生の多くのダジャレの楽しい話に影響されたのです。

 

(井上和弘)

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