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2022年10月19日 (水)

銀行とのつきあい方➂

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

➂融資の平均金利上昇の意味

 

前回、タイボ(TIBOR)は、

2022年4月に比べて、10月のほうが下がっている、

と述べました。

銀行はいまだカネ余りで、銀行間の取引金利は、

現状でも下がっているのです。

 

一方、日本銀行が毎月発表している、

市中銀行の融資金利の同行はどうか、です。

銀行から企業への貸し出し平均金利は、

2022年4月に比べ、直近データの8月末のほうが、

上昇しているのです。

これはどういうことを意味するのかです。

 

私はこう考えます。

企業側が銀行交渉で負けている、

銀行の言いなりになっている企業が多い、と思うのです。

 

実際の国内金利はむしろ下がっているのです。

なのに銀行担当から、

「昨今のインフレ傾向で、

そろそろ金利も上がってくるかもしれません。

 今のうちに固定金利にされてはいかがでしょうか?」

と言われると、

「そうかもな…。」となり、

固定金利で契約する企業が増えている、と読むのです。

 

現状においては、

固定金利のほうが、変動よりも高く設定されます。

その結果、

タイボ(TIBOR)は下がっているのに、

貸し出し平均金利は上がっている、

という現象になっていると考えるのです。

 

「そろそろ固定金利にしてはいかがですか?」

と言われたら、

「タイボは下がっているのに、

 まだ当分、国内の金利は上がらないでしょ。」

などと、言い返してほしいのです。

その一言で、

「この経営者は手ごわい」

と感じさせることができる、対応も変わってくるのです。

 

(古山喜章)

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