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2022年10月18日 (火)

銀行とのつきあい方②

円安にコストインフレが続くなか、

中小企業における銀行取引にも、

さまざまな変化が見えてきました。

環境変化が大きい現状、銀行の言いなりにならぬよう、

お気を付けいただきたいのです。

 

②タイボ(TIBOR)は下がっています

 

タイボ(TIBOR)は、

Tokyo InterBank Offered Rate  の略で、

“東京銀行間取引”と呼ばれています。

東京の銀行間で日々行われている、

お金の貸し借りをする際の取引金利です。

日本経済新聞の金融欄に、毎日その金利が掲載されています。

 

私たちは常々、

タイボ(TIBOR)+スプレッド(上乗せ)で借りなさい、

と言い続けています。

 

そのタイボ(TIBOR)の最近の同行をご存じでしょうか。

このような動きです。

2022_20221018090101   

画像をクリックして、右下の2022年の動きをご覧ください。

4月1日と10月10日では、

直近の10月10日のほうが、低いのです。

要は、戦争や円安などのこの局面においても、

タイボ(TIBOR)は下がっているのです。

 

結局、カネ余りの環境は変わらず、

コストインフレであっても、資金需要は膨らんでいない、

ということです。

だからタイボ(TIBOR)金利は今も下がっているのです。

 

最近、

「そろそろ変動金利のタイボはやめて、

固定金利にしたほうがよいでしょうか」

という質問を受ける機会が出てきました。

 

インフレ傾向に移ってきたかたといって、

金利がすぐに上がるのではありません。

資金需要が増えてきて、お金が不足してきたときに、

銀行金利は上がるのです。

今のタイミングで、日本の金利は上がりません。

日銀総裁も「金利を上げない」と明言しているのです。

 

だから今はまだ、

タイボ(TIBOR)+スプレッド(上乗せ)

の考え方で銀行交渉に臨んでほしいのです。

 

(古山喜章)

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