サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

「井上和弘の経営革新全集完結記念セミナー」のお知らせ

福岡雄吉郎 「賢い節税セミナー」終わりました。

ICO新刊発売のお知らせ!

  • 井上和弘 経営革新全集第10巻 好評発売中!
    井上和弘 経営革新全集 第10巻(著:井上和弘、発行:日本経営合理化教会)「社長の財務戦略」 経営コンサルタントとして約40年前のインフレ期を経験した著者が、来るべきインフレ期へ向けて、中小企業の経営者に対応の要点を熱く語る内容を新たに書き下ろしました。ファン必携の、全集最終巻です。

古山喜章CD お金が残る決算書「100の打ち手」発売!

  • お金が残る決算書「100の打ち手」発売!
    1話5分完結で全100話収録! 会社を強くする決算書にするための具体策を、節税対策、銀行対策、危機対応、業種別対策など、7つの側面から、実例を交えて語ります。 移動時・在宅時などのすきま時間に、ぜひご活用ください。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 経営者保証改革プログラムが公表されました② | トップページ | 経営者保証改革プログラムが公表されました④ »

2022年12月28日 (水)

経営者保証改革プログラムが公表されました➂

2022年12月23日、

経済産業省、金融庁、財務省の連名で、

「経営者保証改革プログラム」が公表されました。

詳細はこちらから。

いまだに無くならない銀行の個人保証に、

政府が金融機関に対して強権を発動したのです。

 

➂信用保証制度が変わります

 

今回の改革の方向は、個人保証を極力不要にして、

どうしても必要であれば信用保証制度でまかなう、

という流れです。

 

経営破綻時の有利子負債が、

個人にかからないようにするための施策なのです。

そこで、中小企業信用保険法を改正し、

信用保証制度を変えることとなったのです。

 

おおまかにいえば、

例え銀行が個人保証を必要とするような財務状況であっても、

信用保証制度の活用で対応可能とする、といったところです。

具体策としては、3点あげられています。

 

1)要件を満たせば、保証料率の上乗せで、

  銀行個人保証を解除し、保証制度で対応できる新制度の設立。

  2024年4月から。

   ここで言う要件とは、

   ・法人から代表者への貸付がない。

   ・決算資料を定期的に銀行へ提出している、

   といったことです。

2)売掛債権や在庫を担保とする融資での信用保証制度活用時は、

  銀行は個人保証を要求してはいけない。

  2024年4月から。

3)銀行の個人保証を解除して、保証制度活用に切り替える、

  借り換え保証制度の時限的措置の創設。

  2024年4月から。

  これは主として、

コロナ禍において膨らんだ融資に対する措置かと思われます。

 

これまで銀行は、

個人保証を取り、信用保証協会にも入らせる、

といった二重のリスク回避策を平然とやってきました。

借りる側は、貸す側のいう事を受け入れるしかない、

と思い込んで、要望に対応してきたのです。

 

そもそも現状、保証制度を活用しているのなら、

銀行は個人保証に頼ってはいけない、となっているのです。

それが無視されるから、今回の改革案に至ったのです。

保証制度の改革は、2024年4月からが中心ですが、

現状、保証協会も個人保証も求められている会社は、

銀行担当者に、

「個人保証は外すことになっているはずですよね。」

と迫ってほしいのです。

 

(古山喜章)

« 経営者保証改革プログラムが公表されました② | トップページ | 経営者保証改革プログラムが公表されました④ »

銀行交渉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 経営者保証改革プログラムが公表されました② | トップページ | 経営者保証改革プログラムが公表されました④ »

2023年 ご挨拶動画

おすすめブログ

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。