サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

「井上和弘の経営革新全集完結記念セミナー」のお知らせ

福岡雄吉郎 「賢い節税セミナー」終わりました。

ICO新刊発売のお知らせ!

  • 井上和弘 経営革新全集第10巻 好評発売中!
    井上和弘 経営革新全集 第10巻(著:井上和弘、発行:日本経営合理化教会)「社長の財務戦略」 経営コンサルタントとして約40年前のインフレ期を経験した著者が、来るべきインフレ期へ向けて、中小企業の経営者に対応の要点を熱く語る内容を新たに書き下ろしました。ファン必携の、全集最終巻です。

古山喜章CD お金が残る決算書「100の打ち手」発売!

  • お金が残る決算書「100の打ち手」発売!
    1話5分完結で全100話収録! 会社を強くする決算書にするための具体策を、節税対策、銀行対策、危機対応、業種別対策など、7つの側面から、実例を交えて語ります。 移動時・在宅時などのすきま時間に、ぜひご活用ください。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 銀行の提案に気をつけろ➂ | トップページ | 4,人を雇っちゃいけません! »

2023年2月10日 (金)

銀行の提案に気をつけろ④

「先生、銀行からこんな提案が来たんですけど、

 みてもらえますでしょうか?」

といった相談を、一年に数回は受けています。

しかし、これはいい提案だからやったほうがよい、

という内容はまず、ありません。

結局は、銀行が儲かるための提案ばかりなのです。

 

➂そろそろ固定金利にしませんか

 

「先生!銀行が、

“これからは金利も上がりますから、

  今回の借入からは固定金利にされてはどうでしょうか?”

 と言ってきました!」

といったご相談を受ける機会が増えてまいりました。

アメリカはじめ諸外国の金利上昇の記事を見ていると、

「そう言われれば、それもそうかな。」

と思いがちです。

 

しかし、実際のところ、日本はまだまだ低金利が続いています。

しかも、かつてないくらいのカネ余りです。

資金の需要が少ないのです。

本当に金利が上がるのは、資金需要が多くて、

それに対してお金が不足している、という状況の時です。

現状の国内の経済環境を見ていると、

そのような状況にはまだまだ遠いです。

 

実際問題、東京の銀行間での取引金利であるタイボは、

1年前に比べると下がっています。

銀行が固定金利を提案するのは、

そのほうが彼らにとって、うまみがあるからです。

変動金利ではなく、固定金利での契約が欲しいいのです。

固定金利のほうが、金利は高くなります。

銀行内での成績も上がります。

だから、固定金利を進めてくるのです。

 

早い話しが、金利に関しては、

銀行が固定を提案すれば変動を

変動を提案してくれば固定を、選択すればよいのです。

要は、銀行が言うことの逆の選択肢を選べばよいのです。

 

これまで諸外国に移っていた生産拠点などが、

国内にじわじわと戻りつつあります。

それがさらに進み、

国内での設備投資がもっと活発化してきた折には、

資金需要が大きく増えて、金利がじわじわ上がるでしょう。

しかし、それまでには時の経過があります。

金利が急に大きく上がることはないのです。

 

私たちは、

 タイボ+スプレッド(上乗せ金利)で借りなさい、

と言い続けております。

今のところは、変わらずその通りに銀行に申し入れてほしいのです。

そうしていよいよ、

本当に金利が高くなってきた、という時点で、

固定に切り替えてゆけばよいのです。

何もその傾向が見えない今から、

固定金利に切り替える必要はないのです。

 

(古山喜章)

« 銀行の提案に気をつけろ➂ | トップページ | 4,人を雇っちゃいけません! »

銀行交渉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 銀行の提案に気をつけろ➂ | トップページ | 4,人を雇っちゃいけません! »

2023年 ご挨拶動画

おすすめブログ

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。