信用調査の使い方④
顧問先の会議に出ていると、
ときどき帝国データバンクの話が出てきます。
この1ヶ月でも、4社の会議で登場しました。
ところが、この4社、それぞれで帝国データの使い方が、
違っていました。
・取引先の信用調査
・自社の信用調査
・新規市場調査アンケート
これ以外に、ライバル分析として使う、
という会社もありました。
自動車ディーラーの経営者から、
「×××という会社は、
昔からよく知っている会社ですが、
もともと、優良企業という認識でいます。
最近も、設備投資(出店)を大規模に行っています。
そのあたり、帝国データから、
どんなことが読み取れるのか、
なぜ、収益性が良いのか、あるいは、
当社で参考に出来る点はないのか、
分かる範囲で結構なので、分析してみてほしい」
というリクエストがありました。
他の顧問先でも、
取引先、ないしは、ライバル会社の帝国データをとったりしますが、
チェックするポイントは、どちらかといえば、
評点(点数)、業績ハイライトくらいです。
しかし、この経営者からは、詳細情報から
何が読み取れるのか、分析してほしい、
というリクエストがあったのです。
(福岡雄吉郎)
« 信用調査の使い方③ | トップページ | 信用調査の使い方⑤ »
「経営」カテゴリの記事
- 百聞は一見にしかず⑤(2023.09.29)
- 百聞は一見にしかず④(2023.09.28)
- 百聞は一見にしかず③(2023.09.27)
- 百聞は一見にしかず②(2023.09.26)
- 百聞は一見にしかず①(2023.09.25)
コメント