借入が多すぎる社長の発想
世の中には、無借金会社もあれば、
借入過多、という会社もあります。
いま、ちょうど関与している会社は、
年商70億円くらいありますが、
自己資本比率でいえば、10%を切るくらいの会社です。
営業利益は、出るには出ていますが、
それよりも、借入金の返済ピッチが早くて、
返すために借りる、という状況です。
なぜ、そこまで借入金が多いのか?と言われると、
一つには、過去の設備投資の失敗があります。
10年ほど前に、10億円くらいかけて実行した投資が、
ものの見事に外れました。
社長、専務は、借入金が多い理由として、
このことを挙げるわけですが、
よくよく観察してみると、当然ですが、それだけではありません。
業績が上向かない会社には、
やっぱり、それなりの理由があるのです。
いま、関与しているこの会社、
なんだか、どこかで見た景色だなぁ・・・・と
思い出すと、今から2年前にリストラをお手伝いした会社と
思考回路が一緒だったのです。
どんな思考回路なのか、明日に続きます・・・・
(福岡雄吉郎)
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