即時償却C型の注意点⑤
C型というのは、デジタル化のための設備投資ですが、
一番、多いのは、システム関係の投資です。
最後に、節税とは関係ありませんが、
システム構築に関する注意点を簡単にまとめます。
システム投資は、機械の投資等と違って、引渡しを受けた後に、
「こんなはずではなかった」
と言って、トラブルが起きやすい投資です。
特に基幹システムの投資は、金額も巨額で、
トラブルになりやすいです。
後々トラブルにならないようにするには、
発注者側もしっかりしなければいけません。
■契約書のリーガルチェック(将来の追加作業の負担でモメルため)
■要件定義は発注者側でやる。ベンダーに任せないこと。
要件定義まで任せると、発注者側でコントロール不能。
■レビュー(中間)の機会を設けると良い
⇒実施後には、発注者が議事録を作成(後の証拠)
■UX(ユーザー体験)テスト、受入テストは、むしろ素人目線が必要
⇒素人(使う社員)を積極関与させる
■後だしジャンケンは、必ずもめる。費用、仕様。
要件定義で、ベンダーと発注者との確実に乖離を埋めること。
■発注後も、常にコミュニケーションをとる
(福岡雄吉郎)
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