即時償却C型の注意点③
C型というのは、デジタル化のための設備投資ですが、
一番、多いのは、システム関係の投資です。
ここで、システム導入の簡単な流れをいうと、
1.契約
↓
2.プログラム構築
3.プログラムのテスト稼働
↓
4.引渡し(検収書の交付)
↓
5.運用のテスト稼働
6.本番稼働(使い始め)
となります。
建物や機械などと違って、少しわかりにくいのが、
使い始めるまでに2ステップある、ということです。
一度、(仮)でシステムの引き渡しを受けて、
その後、試験運転(テスト稼働)をして、
最後に本格稼働ということになります。
この場合に、どの時点で「導入」となり、
申請を済ませておかなければいけないか?ですが、
基本的に「4」の引渡書の交付を受ける時点までには、
申請を済ませておく必要があります。
この申請時点を間違えると、せっかく、
即時償却できる機会を逃してしまうことになります。
(福岡雄吉郎)
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