投資はしても 投機はしてはいけません
貸借対照表B/S の資産の部 投資有価証券が記載してある会社が多くあります。その中見を聞くことにしています。
1、関連会社 子会社の株式
2,証券取引所に上場されている会社の株式
3,金融派生商品 仕組み債 デリバティブ商品
1の関連会社 子会社は身内で経営内容を充分に把握されて、会社にとって戦略的に必要な投資なのでしょう
2,明快な理由はなく 銀行預金するより経常利益に貢献する
3,よりハイリスクだのハイリターンな利益を求めて持っている
投資 会社の総資産の中見はすべて ROA(総資産利益率)
収益をたたき出すために所有する資産です
投機 ハイリスクハイリターン 博打的要素を持ちリスクを伴う
大損失にもなり大利益にもなる
上場会社の取締役には法的に善管注意義務があります。
株主に対してデイスクロージャー的行動が要求され、多額の費用を払って公認会計士の監査を受け、多くの株主保護を行います。しかし、中にはいっている取締役は 数か月後の価格予想や株価に連動する事を知っていても他人には話せません。
その会社の株式を購入されても、その会社の事は外部の方には
ほとんど見えません。そんな会社がたくさんある中で自社の大切なお金を利益の保証のないものに入れるなんてことは、とてもじゃないが私にはできません。
自分の会社自体はわかるはずです。しかし、大会社になってしまうと末端で株価に影響する悪いことが起こっているかどうか、全くわからないのです。
株価急激に低下する危険性はどこの会社にも存在しているように思えるのです。
(井上和弘)
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