グーグルさまさまでした。
先日、自分としては珍しく、
スマートフォンを新幹線に忘れる、ということがありました。
東京駅で下車し、10分後に気づいたものの、
忘れ物センターにはまだ届いておらず、
3時間後でも届かず、どこにあるのかわからない、
という状況になりました。
ネットで忘れ物登録をしても、
残念ながらみつかりません、の返信のみ。
ちょっと焦りました。
普段はスマホでタッチして改札を出るので、
その時点でスマホがなくても気づきます。
しかし、その日に限って紙の切符を使っていました。
その分、気づくのが遅れたのです。
忘れたスマホが東京駅で確保されていない以上、
他のどこかにある、ということになります。
JR東日本に尋ねると、東日本の管轄、西日本の管轄、
または誰かが警察に届ければ警察の管轄にある、
など、いろいろ可能性が考えられます、
とのことで、ますます不安になってきました。
翌朝になり、何か方法がないものか、と考えていると、
グーグルのスマホ位置情報をオンにしていることに気づきました。
すぐに、手元のパソコンを使いグーグルで調べました。
グーグルに「スマートフォンを探す」というサイトがあり、
そこで調べました。ありました!
私のグーグルアカウントに登録しているスマホを選択し、検索すると、
グーグルマップが現れ、静岡県の三島にあることが判明したのです。
ここはどこなのか、地図を拡大すると、
JR三島駅の車両基地でした。
私が乗った新幹線は、そのまま三島車両基地に移動し、
待機していたのです。
再度JR東日本忘れ物センターに家族のスマホで電話し、
「グーグルの位置情報では三島の車両基地にあります!」
と伝えると、すぐに三島駅に連絡してくれました。
しばらくして返事の連絡があり、
「確かにありました。三島駅の駅員室にて確保しています。
三島駅からの連絡をお待ちください。」となりました。
三島駅から家族のスマホに電話が入り、駅員の方に
「駅まで取りに行くから置いといてください!」
と伝え、無事に手元に戻りました。
結局、1日足らずで手元に戻り、仕事にも支障なく、事なきを得ました。
とりあえず、スマホのあり場所がわかり、まったく移動していない、
ということを随時確認できるだけで、かなり安心できました。
それに、「スマートフォンを探す」のサイトから、
遠隔でスマホ利用のロックをかけることができます。
加えて、
『○○○○のスマホです。見つけたかたはこの番号に連絡ください。』
というメッセージを表示させることも、遠隔でできます。
で、スマホが手元に戻ったら、
本人が指紋認証すると、ロックもメッセージも解除されます。
こういうことがあると、
グーグルさまさまだな、と実感してしまうのです。
位置情報をオンにしておくことが、大いに役立ったのです。
JR任せにしていたら、数日かかっていたかもしれないのを、
1日足らずで解決できたのですから。
やはり、デジタルの力は強いな、と思わずにいられないのです。
(古山喜章)
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