新たな設備投資は本当にないのか?③
“即時償却が使える間に、設備投資しなさい!”
と言うと、
“もうやりきったので、やることがないです。”
と、おっしゃる場合があります。
本当にそうなのでしょうか?
➂ドローン
ますます認知が高まっている機械ではないでしょうか?
リモコンで操作する、小型空中移動機器、です。
“ドローンを導入して、即時償却しました!”
という、検査会社がありました。
何に使うのかたずねたところ、
“ヒトが検査しにくい場所の写真や動画を撮ったりします!”
と答えてくれました。
モノを運ぶ、という機能も検討が進んでいます。
が、カメラやセンサーをつけてドローンを操作することでの
活用が、まずは広がるのではないでしょうか。
他には、
何かを吹き付ける、スプレー機能を持つドローン活用例も、
聞いています。
また、夜間の野外イベントでは、
照明を使った演出に、どんどんドローンを活用しています。
これまでにはありえない照明効果をだしています。
警備会社などは、独自のドローン警備機器を自社開発しています。
警備機器にとって、固定ではない、ということが画期的なのです。
カメラを持つ機器が、対象物を追えるのです。
といっても、
“試験的に使って操縦していたら、行方不明になりました。”
“操縦を誤って、ぶつけて壊してしまいました。”
という声も、聴いています。
しかし、それらの先行導入企業は、すでにその失敗を糧に、前進できます。
だから、他社よりも早く、新たな機器を使いこなせるようになります。
特にドローンは、古い例えですが鉄人28号みたいなもので、
今のところ、いいも悪いもリモコン次第、です。
悪意ある者による、事故・事件報道も、たくさん見かけます。
それを使う人による、トラブルが多いです。
法整備や操作の自動化が、あるラインまで進んだとき、
さらに普及が進みそうです。
とはいえ、ドローンを
自社で活用できるものがないか、考えてみてほしいのです。
ドローンを活用することで、
これまで提供できなかった新たな価値を提供できたり、
人件費がかかってしかたがなかったサービスを安価にできたり、
するのです。
付加価値(売りモノ)の創造と、労務コスト削減に、
繋がるのです。
研究開発として導入し運用すれば、
遠隔的に可視化・操作する機器として、
C型のデジタル機器として、即時償却が可能なのです。
(古山喜章)
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