営業マンのリスキリング②
巷では、リスキリングなる言葉がはやっています。
顧問先で、とある社長は、改革、変革に熱心で、
新たな取り組み、新しいことをどんどんやろうとしています。
ただ、あれもこれもの会社は、全てが中途半端で、
いわゆる基本動作が身についていない場合が多いのです。
この会社は、建設関係ですが、
流行りもののリスキリングの前に、
回収の基本をリスキリングすべきなのです。
例えば、回収サイトです。
未だにこんな会社があるのか?!と思いました。
とある建設現場に、建設資材を納入にいきます。
その現場は、例えば、9月に着工し、完成引渡しが来年の9月までとします。
既に自社の商品(建設資材)は納品済みですが、
請求書を発行するのは、納品後ではなく、
この現場の完成・引渡し後なのです。
しかも、そこから、サイト120日です。
ということは、実質的に、サイトは、480日になる、ということです。
開いた口が塞がりませんが、
当の営業マンは、「これが当たり前ですけどね」なのです。
(福岡雄吉郎)
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