退職金、即時償却 最近の事例③
事例2)
静岡県の税務署に訪問しました。
退職金としては、3億円程度です。
創業オーナーに対する退職金でしたが、
もともとは、顧問の税理士さんが
全てをまとめる予定でした。
ところが、いざ支給する、
という段階になって、
「やはりできない」となって、
私たちがお手伝いすることになりました。
オーナーからは、
「金額について、尻込みした」と伺いましたが、
息子である後継者からは、
「退職した後も、うちの会長はやめそうにないから、
税理士さんが手伝えないとなった」と伺いました。
いずれにせよ、急いで準備しました。
今回の窓口は、特別国税調査官でした。
税務署にアポイントを入れて、
当日は、書類に基づいて粛々と説明しました。
そして、一通りの説明をしたあと、
何点か、質問を受けました。
それについては、私も、社長も
淡々と答えます。
最後に、「今日伺ったことの記録をつけたいので、
受付印をもらえませんか?」とお願いしたところ、
「わかりました」とすんなりと押してくれました。
都内の会社とえらい違いです。
さらに、次の日に電話がかかり、
「署内の審理担当に書類をまわし、
協議してもらいましたが、
支給自体、全く問題ないので、どうぞお進めください」
とご丁寧に対応いただきました。
(福岡雄吉郎)
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