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2024年5月 8日 (水)

それは、修繕費か資産か?②

先日、地方の顧問先から、質問がありました。

 

修繕費か資産か、というのは、最もよく質問があるテーマです。

 

教科書的には、その工事を行って、

・資産価値が増える

・耐用年数が伸びる

のであれば、資産として計上すべし、となっています。

 

では、この会社の事例をみていきます。

 

事例2・・・従業員および貸し駐車場の区画整備

 

○理由:

従業員および 貸出駐車場(月極)の白線位置が

現状の車幅にあっておらず、駐車しづらく接触事故の要因になっている

 

○工事内容:

・白線の引き直し

・駐車場看板の補修/内容変更

 

○工事価格:

おそらく30万円程度

この工事に関しても、顧問税理士さんからは、

「資産として計上しましょう」でした。

 

理由は、この工事で、

資産価値が増えるから、

ということでした。

 

みなさま、どう思われるでしょうか?

 

「価値が増えるから資産計上しましょう」というのは、

あいまいで、抽象的な考え方です。

 

工事すれば、どんな工事であろうと、

そこにお金がかかるわけで、

そういう意味では、どんな工事であっても、

資産価値は増えるのです。

 

これについては、国税庁で見解が示されています。

 

(福岡雄吉郎)

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