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2024年6月18日 (火)

本当のキャッシュ・フロー②

キャッシュ・フローは、とても簡単にいえば、

“営業利益+減価償却費”

あるいは、

税引後利益+減価償却費+処分損(除却損)

と表されます。

 

しかし、これだけでは不十分です。

 

先ほどの計算式は、P/L(損益計算書)に注目して、

P/Lの項目を使って、キャッシュ・フローを表現しています。

 

そもそも、なぜ、利益に減価償却費を足すか?ですが、

営業利益であろうが、税引後利益であろうが、

これらの利益の金額というのは、

「減価償却費」がマイナスされた後の金額です。

 

売上高から、売上原価をマイナスしたものが粗利益、

その粗利益から、減価償却費を含む、販売費・一般管理費をマイナスしたものが、

営業利益です。

 

ところが、減価償却費というのは、

費用として、利益を減らしてはいるものの、

実際に、その金額のお金は出ていっていません。

 

単に、帳簿上で利益を減らしているだけで、

実際に、お金が減っているわけではないのです。

 

なので、その会社のキャッシュ・フローを計算するときは、

営業利益(あるいは、税引後利益)に、

減価償却費を足すことで、お金の増減を計算するわけです。

 

除却損や売却損も同じ理屈です。

 

費用や損失ではあるけれど、

お金は実際に減っていないもの。

これを利益に足しているわけです。

 

この計算式で、確かに、簡単なキャッシュ・フローは計算できます。

しかし、お金の増減は、P/L項目だけで決まりません。

 

B/Sにも着目する必要があります。

 

(福岡雄吉郎)

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