システム投資の支払方法①
システム投資を行う会社が増えています。
20年、30年前に入れたシステムが
更新時期を迎えているということもありますし、
これからの時代、この分野にお金をかけて、
効率化を図っていかなければ、生き残れないなど
色々な思惑があることと思います。
このブログでも何度もお伝えはしていますが、
このシステム投資は、即時償却という制度で、
一括経費計上できます。
これは、C型と呼ばれる種類で、
手続としては、そこまで煩雑ではありません。
対象設備は、次のいずれかを実現するものです。
①遠隔操作
②可視化
③自動制御化
いわゆる蜜を避けるためのデジタル化投資、
でもありますね。
対象科目は、
・機械装置 160万円以上
・工具 30万円以上
・器具備品 30万円以上
・建物附属設備 60万円以上
・ソフトウエア 70万円以上
システム投資の場合は、ソフトウエアに該当します。
当然、投資額は、何千万~何億円になりますので、
金額基準もクリアします。
投資内容が、先ほどの①~③のいずれかを満たすことを、
所轄の経済産業局に提出して、承認をもらいます。
そして、そのうえで、「中小企業経営力向上計画」という別の書類を作成して、
この承認をもらう必要があります。
(福岡雄吉郎)
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