即時償却-準備金方式
私たちが再三お勧めしている即時償却制度は、
2025年3月末が期限となっています。
もう2~3カ月すると、与党から税制改正大綱というものが発表されます。
これは、来年、税制はこうなります、という改定案です。
これまでのパターンでは、即時償却制度は、延長延長の繰り返しです。
省庁から「継続してほしい」という要望が出ている面もあり、
おそらく、再度、延長になるのではないかと思っています。
即時償却制度とは、文字通り、
すぐに減価償却ができる、という制度であります。
私たちは、こんないい制度はない、ぜひ使いましょう!とお声がけしています。
即時償却のメリットは大きく、積極的に活用すべきです。
そのメリットとは、
①キャッシュフローがよくなる(税金が減り現金が残る)
②将来何があるかわからないから経費を落とせるときに落とす
③総資産が増えない(ROAが改善する)
ところが、意外にも、即時償却を使っていない、
ご存じない方もまだまだいらっしゃいます。
なぜ、即時償却が使われていないのか?と考えると、
一番の要因は、「顧問税理士が勧めない、否定的」ということです。
なかでも、もっとも大きい理由が、
「赤字になる!」ということです。
今回は、この点に対する対策をお伝えします。
(福岡雄吉郎)
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