決算対策 もうはまだなり③
赤坂商店(仮)は、卸売業と小売業を、
関西一円で展開しています。
幹部が集まる会議に参加して、
今期の決算見込みを聞くと、業績好調のようす。
決算対策に関して、
会社として、やれることはもうない、ということでしたが、
せっかくなので、京都支店に伺うことにしました。
京都支店に行ってみて、
支店長にも話を聞いてみました。
「はじめまして。赤坂商店の本部には、
毎月おじゃましています。
今日は、たまたま、京都で仕事があったので、
立ち寄らせてもらいました。
支店長、いま何か、困っていることはないですか?
設備が古いとか、補修、修繕してほしいとか、
会社からも言われていませんか?」
「はい、言われています。でも、とくには・・・・」
執務室のなかに入らせてもらいます。
「このエアコン、ずいぶん、年季が入っていますね。」
「あぁ、これですか、これは、もうほとんど使い物になりません。」
「この冷凍ショーケース、ボロボロですけど、
何年使ってるんですか?」
「あぁ、これは、いつだったかな、だいぶ長いです。
すぐに霜がついちゃうんですよ」
「玄関前のアスファルト、ボコボコじゃないですか。」
「ここは、お客様から、よく指摘をうけます。
台車を使うんですが、ボコボコなので使いづらいと・・・」
「この看板、いつのですか?
他店の状況とか、だいぶ、古い情報じゃないですか?」
「言われてみれば・・・」
こんな感じで、補修、修繕するところが、
ゴロゴロ見つかります。
(福岡雄吉郎)
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