更正処分してもらいました⑥
神戸商事(仮称)は、大阪国税局から、
更正通知を受け取りました。
以前のブログはこちらです。
更正というのは、
国税局側が、納税者(=会社)の誤りを正す、
という行為です。
税務署OB曰くは、
更正処分の手続きにいくには、
税務署長、場合によっては、国税局長の決裁まで必要となります。
みなさまの会社でも、
稟議をあげて、決裁してもらうには、
結構エネルギーがかかりますね。
国税局、税務署のなかでも、同じような話です。
更正処分をするには、手間もかかるし、
手間がかかるということは、彼らから見て、
「戦っても勝てる」という自信がなければならない、
ということです。
手間をかけたのに、「負けました」
では、国税局のメンツがつぶれます。
今夏、大阪国税局から更正通知を受け取った際は、
わざわざ、7月の第1週に、5人で会社に来られました。
7月の第1週といえば、税務署の移動の時期です。
ただ、主要メンバーは、
まだ、大阪国税局に来たばかりで、
移動はありません。
「長い調査になりましたが、一旦、ここで一区切りとなります。
この後、どういうことをお考えかわかりませんが、
納税をされて、頭を切り替えられて、事業に邁進されたほうが、
良いと思いますよ。会社や従業員のみなさんにとっても・・・」
と統括官から諭されるように伝えられます。
口には、出しはしませんが、
「これ以上、余計なことはするなよ。」
という雰囲気がプンプンです。
しかし、こちらは、当然ながら、
次に進むことを考えています。
(福岡雄吉郎)
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