あけましておめでとうございます
貴台におかれましても新春を清々しくお迎えのことと存じます。
昨年はマイナス金利解除、日経株価の最高値更新、賃金大幅上昇など、デフレの終わりを告げるかのような出来事が多い一年でした。一方、持ち合い株の解消、手形回収期限の短縮など、旧来の経営から世界標準(グローバル・スタンダード)の形へ向けてわが国が動き始めた、大きな転機となった一年でもありました。
昨年度、わがICOにおいては、11月に井上和弘の書籍「経営の核心102項」、12月に古山喜章の書籍「持たざる経営」を発売させていただきました。また、6月に「事業承継セミナー」、10月に「労務コスト削減セミナー」を開催し、おかげさまでいずれも大盛況を得ることができました。
先の見えない国際紛争、日本国内の政局不安、新たな米大統領による経済環境変化なども加わり、今年度も中小企業にとっては厳しい経営環境が続きます。来るべき新たな時代でも生き残るには、可能な限り資産を持たない経営(アセットライト経営)で変化に対応できる身軽な財務体質となり、強い商品力で稼ぐのです。
わがICOも昨年度は設立40周年を迎えるなか、一貫して持たない経営を実践し続けております。各時代における経営の難題を、ICOのネットワークによる超一流の専門家の協力を得て、解決してまいりました。昨今では、後継者不在によるM&Aや事業譲渡、高齢経営者の相続対策といった、時代を反映した案件が増えてきております。
この一年も、ICOグループでは次の3点に注力いたします。
1.M&A、高額退職金、会社法活用による事業承継・相続対策
2.資産圧縮、除却損・優遇税制活用によるキャッシュフロー対策
3.粗利益改善、固定費削減による損益分岐点売上高の低下対策
ICOグループは、今年度もますます精進させていただきます。
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