労務への考え方が変わってきた➂
今やどの業種においても、“人が足りない”
との嘆きが聞こえる時代となりました。
少子高齢化による労働人口減少もありますが、
デフレ期が終わり、
労務への考え方を見直す時代になってきました。
➂採用条件、採用媒体を見直しなさい
ヒトが思うように採用できない、
という声をとにかくよく聞きます。
しかし、
数年前から比べると明らかに、転職人数は増えています。
売り手市場の要因もありますが、ヒトの動きはかなり活発なのです。
もちろん、人手不足の会社も増えていますから、
取り合いになるのはわかります。
それでも、
“応募すらない”“面接に来ても結局は他社に行きます”
等と言うのなら、採用媒体なのか、採用条件なのか、
なんらか見直しをしてほしいのです。
何の手も打たず、これまでと同じことをしていては、
採用したくても採れるはずがないのです。
条件であれば、時給なのか、休日なのか、
福利厚生なのか、ライバルとは異なる差別化が何かほしいのです。
採用媒体もいろいろあり、流行もあります。
アルバイト採用でも、時代によって、
広告をよく見かける採用媒体が変わります。
最近ならバイトルをよく見かけます。
広告露出が多い採用媒体ほど、応募者は集まりやすいです。
旧態依然の採用媒体に頼らず、
時流に合わせて採用媒体選びも見なおしてほしいのです。
それに、ホームページです。
応募者はほぼ、ホームページを見ます。
職場の様子や仕事内容を確認したいのです。
採用媒体をみて、ホームページをみて、応募に至るのです。
応募者が見て、応募してみようと思う内容になっているか、
採用ページを見直してほしいのです。
人が採れない、来ない、といいながら、
できることを十分に実行しているのか、
改めて確認してほしいのです。
(古山喜章)
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