サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

福岡雄吉郎「賢いM&A」発売!

  • 福岡雄吉郎「賢いM&A」発売!
    無味乾燥で眠たくなるM&A書籍が多い中、本書は、売り手、買い手の社長の本音と心の葛藤にもふれる、オーナー社長が共感、納得できる、血のかよった実務書です。 1万部を超える大ヒットの前著“社長の賢い節税” につづく第2弾!

福岡雄吉郎の「賢い節税2026」セミナーのお知らせ

  • 福岡雄吉郎「賢い節税2026」セミナーのお知らせ
    2026年2月25日(水)大阪、3月4日(水)東京(オンライン受講あり)にて。10時30分~16時00分。2026年の税制改正を踏まえての大好評の「賢い節税」セミナーです。 お申込および詳細はこちらから。

井上和弘の好評発売中!

古山喜章の新刊好評発売中!

  • 古山喜章の新刊「持たざる経営」
    古山喜章の新刊「持たざる経営」(出版:日本経営合理化協会)が好評発売中です。内容詳細&ご購入のお申込みはこちらからどうぞ。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 黄金株より強い株式⑩ | トップページ | M&Aで事業承継する前に整えてほしいこと② »

2025年7月 7日 (月)

M&Aで事業承継する前に整えてほしいこと①

M&Aで事業承継する前に整えてほしいこと①

 

後継者の不在により、

事業を継続させるにはM&Aを活用することが最適策である、

というケースが実際に、増えてきています。

私たちICOでもM&Aの仲介業務をさせていただく、

という事例がいくつも出てきております。

とはいえ、M&Aで事業承継するにしても、

今の財務体質のままでは、買い手がつきづらい、

ということが見受けられるのです。

 

①株式を集めておきなさい

 

M&Aで事業承継をする、ということは、

買い手企業に株式をすべて譲渡することとなります。なのに、

「売れる株式は全体の70%だけです。

 あとの30%は買い手側の会社で買い集めてほしい。」

などということでは、買い手がつきません。

 

買い手側にすれば、できれば100%の株式を買い取り、

完全子会社としての支配権を確保したいのです。

完全子会社であれば、その会社から配当金を受けても、

税金がかかりません。

税務的なメリットを活用したいのです。

 

しかし、買える株式は70%で、

あとの株式は自分たちで買い取りに動く、ということでは、

実際問題、いつになったら完全子会社できるのか、

買い手側にすれば極めて不透明となります。

だから、買い手などつくはずがないのです。

 

よほどの事情がない限り、売り手側としては、

全ての株式を譲渡できるよう、準備を進めておくことです。

親族などに分散しているようであれば、なおのことです。

私たちICOでも、株式が分散しているのであれば、

まずは株式の集約からお手伝いをする、ということになります。

 

身近なところには、後継者となる人物がいない、

となれば、M&Aも事業承継のひとつの方策です。

従業員が働く雇用の場を継続し、

仕入先や顧客への使命感を継続できるのであれば、

何ら恥じることのない、立派な事業承継施策なのです。

 

自分の会社の将来を考えたとき、

M&Aも事業承継の施策となりうるのであれば、

今のうちに株式の集約を進めておいてほしいのです。

 

(古山喜章)

« 黄金株より強い株式⑩ | トップページ | M&Aで事業承継する前に整えてほしいこと② »

事業承継・M&A」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 黄金株より強い株式⑩ | トップページ | M&Aで事業承継する前に整えてほしいこと② »

おすすめブログ

2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック