もうこんなことはやめましょう②
令和も7年目に入りました。
デフレからインフレ環境へと移行し、
AIを使うような時代になってきました。
経営環境が日々新たに進化する中、
「もうこんなことはやめたほうがいい」
ということが、経営の中にはたくさんあるのです。
②手書きの申請書や記録はやめましょう
中企業の現場を拝見すると、
いまだに手書きの申請書や記録がかなり使われています。
多少の書式変更がある程度ものの、
ほぼ昭和時代から引き継がれている方法です。
棚卸表、残業・有給など労務関係の申請書、
清掃チェック、冷蔵庫の温度記録、運転日誌など…。
手書きの申請書や記録が、まだまだ多いです。
棚卸表はバーコードを活用する。
労務関係の申請書はスマホ申請にする。
温度記録は自動にする。
等々、進んでいるところは電子化され、
手間がかからないようにされています。
紙の場合、何かと間違いが起こりやすいです。
その用紙の準備もあれば、保管の手間もあります。
社内の誰かが取り組んでいるのです。
それらの作業は、何の付加価値をも伴いません。
コストが増えるだけです。
しかも、従業員がするのです。
賃金はどんどん上がっています。
そのような付加価値のない作業を人がするほど、
中小企業には余裕がないはずです。
そのような会社に限って、“儲からない”と嘆くのです。
当たり前なのです。
身の回りに手書きの申請書や記録がないか、
チェックしてみてください。
ひとつずつでも、やめてゆきましょう。
そして、
人の手間がかからない業務に切り替えてほしいのです。
(古山喜章)

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