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2025年9月18日 (木)

回収で資金繰りは大きく変わる③

さまざまな会社の決算書を拝見していると、

売上代金の回収は、会社によって異なることがよくわかります。

中小企業の経営にとって、

回収は早いほうが資金繰りは安定しやすいです。

なのに、早い回収もあれば、遅い回収もあるのです。

 

③売掛金で回収する

 

商取引で一番多いのが、売掛金での回収です。

前払いや現金払いに比べて、売掛金はあと払いです。

その分、回収までに時間がかかります。

 

多いのは、月末に締めて、翌月末に支払うというケースです。

それでも月の初めに販売した代金は、

翌月末に振り込まれることとなるので、

その商品に関しては、代金回収まで約2ケ月かかる、

ということになります。

決して、回収が早い、とまでは言えないのです。

 

売掛金の支払いルールは、当事者間で決めます。

そのため、

かなり早い支払いもあれば、遅い支払いもあります。

業界独自の商習慣もあります。例えば、

青果市場で業務用の野菜を買えば、その支払いは3日後です。

お米の仕入れも10日後です。

3日や10日で支払うとなると、それだけで運転資金がかさみます。

 

逆に回収が遅い、というケースも多いです。

月末で絞めて翌々月末に支払われる、

という取引もまだまだみかけます。

払う側にすれば、資金繰りの原則である、

“回収は早く、支払いは遅く”ということになるのですが、

払ってもらう側は大変です。

その分、運転資金の短期借入金が発生するのです。

 

ただし、中小企業の場合、販売する側が売上欲しさに、

買い手の条件に合わせてしまっている、という問題もあります。

なんの交渉もせず、

「支払い条件は御社のルールに合わせます!」

と安易に受けてきたのです。

そのような営業マンには、資金繰りの概念がありません。

回収が遅くなる、ということのリスクがわからないのです。

 

売掛金での取引の場合、販売する側は回収期間をいかに縮めるか、

ということを考えて、条件交渉をさせてほしいのです。

 

(古山喜章)

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