来年から要注意③
「手形サイトの短縮化」
これは、大企業を中心に広がってきました。
どう広がっているか、というと、
私たちのような中小企業が大企業から受け取る手形
つまり、「受取手形」のサイトが短くなっている、ということです。
ふつう、中小企業というのは、
「サイト負け」しています。
「サイト負け」という言葉が一般的かどうかさておき、
これは、
売上代金の回収サイトが、
仕入代金の支払サイトよりも長く、
要するに、「回収は長く、支払いは早く」になっている
ということです。
製造業では、受取手形のサイトが120日といいましたが、
一方で、仕入代金(原材料)や人件費(外注先、職人への支払)は、
通常、翌月末あるいは、翌々末という場合が多いです。
しかし、なかには、支払サイトを長くしている会社もあります。
財務に厳しい会社は、
「回収が遅いのだから、支払いを遅くするのも当たり前」
ということで、
受取手形のサイトが120日なら、
支払手形のサイトも120日にしている会社があります。
今回の改正では、受取サイトが60日になるわけですが、
一方で、それなりの規模の会社は、
来年の1月から、「支払いも早くせよ」
というお達しが出ています。
それが、従業員300人以上の会社、なのです。
(福岡雄吉郎)
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