金利は上げなくて結構です②
金利が上昇局面になって
しばらく経ちました。
日銀が政策金利を引き上げる(=金融引き締め)
→ 銀行の調達コスト上昇
→ 短プラ上昇
→ 企業の借入金利上昇
という流れで、
短プラ連動の金利で借り入れをしている会社は、
短プラがあがれば、借入金利の上昇はやむを得ず受け入れる、
という会社が多いと思います。
ところが、例外もあるのです。
中国地方で食品製造業を営む、
広島食品(仮称)は、夫婦2人で創業し、
年商30億円まで事業を拡大してきました。
財務体質は、堅調そのもので、
営業利益も毎期安定して確保しています。
福山太郎、福山花子(仮名)夫妻には、
1人息子の福山一郎氏(仮名)がおり、
来年に東京から広島に戻ってきます。
そうです、事業承継のためです。
広島食品は、現在、3行とお付き合いがあり、
各行から少しだけ借入を行っています。
ある日、花子専務は、メインバンクの地方銀行に
電話をかけました。
専務 「あのぉ~、来年会社に入る息子が、
来週末に東京から戻ってくるので、
ご挨拶にいきたいのですが、どうでしょうか?」
銀行「わかりました。ぜひ、いらしてください」
福山夫妻は、一見すると、
のんびり、マイペースな夫婦に見えますが、
あいさつ、気遣い、にかけては、
かなり気にするタイプです。
だから、息子が入社する半年前のタイミングで、
息子をつれて、銀行に挨拶にいこうとしたのです。
ここまではよかったのです。
(福岡雄吉郎)
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