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財務・会計・キャッシュフロー

2024年4月12日 (金)

利益は出れども、お金は残らず⑤

「家賃の値上げ交渉をしましょう。」

 

「はい、家賃の値上げは私も考えておりました。

もう少し、利益を出さないと、どのみち苦しいので・・・

 

ちなみに、家賃を値上げする場合は、

どのような方法で交渉すればよいのでしょうか?」

 

「もっとも賃料の高い相手は、どんな状況でしょうか?」

 

「はい、実は、ここがちょっと問題でして・・・・

コロナのときに、お客さんが減って苦しいからと、

家賃の引き下げをお願いされました。

それで、家賃を20% 引き下げました」

 

「そうなんですね、でも、期間を定めたでしょう。

期間限定で、3か月間とか、半年間とか・・・」

 

「はい、3カ月間で、定めました」

 

「それで?」

 

「はい、実は、3カ月を経過して、

いまのいままで、ずっとその下げた家賃をもらい続けています。

私も、この事実をしったのは、つい最近でして・・・

情けない限りです。」

 

「そんなお人よしのことをやっているから、

余計お金がたまらないんですよ。

しかし、相手先も3カ月経った後で、何も連絡がなかったのですか?」

 

「はい、相手先からは、残念ながら、ありませんでした。」

 

「私なら、弁護士を使って、“あなたのやっていることは契約違反だ”

ということで、ひとまず、これまでの未払賃料の請求を立てますよ。

当然、これからの家賃は元に戻します。」

 

「はい、そうしたいのですが・・・

相手に腹をくくられて、“では、もう出ていきます!”と言われると、

こちらとしても辛いので・・・

賃貸借の契約期間は、今月末までなんです。

なので、早くまとめないと・・・」

 

「その姿勢だと、上げられるものも上げられませんよ。

出ていくといったって、他に場所があるんですか?

相手は、そもそも契約違反してるんですよ。

相手の状況は、帝国データで調べましたか?

やるべきことをやらないと、交渉はできませんよ・・・」

 

 

(福岡雄吉郎)

2024年4月11日 (木)

利益は出れども、お金は残らず④

「借入金の返済がたくさんあるので、

お金が増えないということがよくわかりました」

 

「では、私は次にどうすればよいのでしょうか?」

 

「借入金の返済が重たいということは、

つまり、どういうことか、わかりますか?」

 

「・・・・金利が高い、ということでしょうか?」

 

「いやいや、金利は関係ないでしょう。

返済が重い、というは、つまりどういうことですか?」

 

「毎月の借入返済額が多い、ということですか?」

 

「そのとおり。ということはつまり?」

 

「つまり・・・・・??」

 

「借入の返済期間が短いということでしょう、違いますか?」

 

「はい、確かにそのとおりです。」

 

「だから、リファイナンスをしないといけないでしょうね。

リファイナンスというのは、簡単にいえば、

借入金を伸ばしてもらうということです。

もちろん、交渉が必要ですが」

 

「そんなこと、できますか?」

 

「できますよ。私の別の顧問先は、

やはり、株式取得のための借入金返済が重くて、

昨年、リファイナンスをしたばかりです。

返済期間を延ばして、資金繰りはだいぶ楽になりました」

 

「そうなんですね、わかりました。」

 

「それとは別に、家賃の値上げ交渉をしましょう。」

 

(福岡雄吉郎)

2024年4月10日 (水)

利益は出れども、お金は残らず③

「専務の会社は、不動産賃貸業ですよね?

黒字だけど、お金が残らない、

という点について、専務自身はどこに原因があると考えていますか?

 

福井商事(仮称)の場合、

・営業キャッシュフローは黒字

・投資キャッシュフローは±ゼロ

・財務キャッシュフローはマイナス

なんですよ。わかりますか?」

 

「はい、なんとなく、わかります」

 

「専務のいう“黒字”というのは、

営業キャッシュフローのことなんです。

でも、財務キャッシュフローは、赤字なんです。

だから、結果として、お金が増えていない、減っているんです。」

 

「なるほど・・・」

 

「では、なぜ、お金が増えていないのでしょうか?

利益は出ているけど、お金が増えない、減っていることの、

原因はなんでしょうか?」

 

「・・・借入金の返済、でしょうか?・・・・」

 

「そうですね。借入金の返済が重たいんですよ。

この借入金って、何のお金ですか?」

 

「不動産の購入のために、借りたお金もありますが、

実は、別のグループ会社の株式を、福井商事に集約したのです。

その際に、銀行から借り入れを行いました。」

 

「そうですね、貸借対照表を見れば、よくわかります。」

 

「借入金の返済がたくさんあるので、

お金が増えないということがよくわかりました」

 

「では、私は次にどうすればよいのでしょうか?」

 

 

(福岡雄吉郎)

2024年4月 9日 (火)

利益は出れども、お金は残らず②

単発でご相談をいただきました。

北陸地方で、不動産事業を営まれる

福井商事(仮称)の福井専務からのご相談です。

 

「専務の会社は、不動産賃貸業ですよね?

黒字だけど、お金が残らない、

という点について、専務自身はどこに原因があると考えていますか?」

 

「そうですね・・・、父である社長の役員報酬が高いのかな、と思っています。」

 

「ちょっと待ってください、

専務の疑問は、“黒字だけど、お金が残らないこと”ですよね。

 

仮に、報酬が少し高かったとしても、

現状、それなりに黒字が出ているのだから、

その意味では、専務の疑問の答えとしては違いますよね?

 

それに、社長の役員報酬は、年間800万円です。

決して高いわけではありません。」

 

「なぜ、利益が出ているのに、お金がたまらないのか?

キャッシュフローを考えてみてください。

 

キャッシュフローというのは、

実は、3種類あります。

 

・営業キャッシュフロー

・投資キャッシュフロー

・財務キャッシュフロー

です。

 

この3つを合計すると、

1年間で、お金がいくら増えたか、減ったか、わかります。

 

営業キャッシュフローは、

簡単に言うと、税引後利益+減価償却費です。

ここは、福井商事の場合は、プラスなわけですよね。

 

投資キャッシュフローは、

例えば、固定資産を売った、買った、

保険に入った、解約したなど、

本業以外でお金が増えたか、減ったかをチェックします。

福井商事の場合は、これは、±ゼロですよね。

 

では、最後の財務キャッシュフローは何かというと、

これは、銀行からお金を借りた、返した、

あるいは、配当金を支払った、といった

本業でもなく、投資でもない、お金の動きを表します。

 

この3つに分けると、気づくことはありませんか?」

 

(福岡雄吉郎)

2024年4月 8日 (月)

利益は出れども、お金は残らず

単発でご相談をいただきました。

北陸地方で、不動産事業を営まれる

福井商事(仮称)の福井専務からのご相談です。

 

福井専務は、30代前半、

福井商事の2代目経営者として、

経営の勉強をしながら、日々の実務にあたっています。

 

その福井専務の相談は、

次のような内容でした。

 

「当社は、不動産事業を営んでおり、

そこまで商いは大きくありません。

ただし、安定的に利益は出せております。

しかし、会社の資金はといいますと、

これが全くたまっておりません。

 

後継者として、一応、財務、税務も勉強していますが、

なぜ、お金がたまらないのか、

どこに問題があるのか、いまいち、掴めずに悶々としています。

客観的な視点で、何が問題なのか、

アドバイスを頂きたいです。」

 

“黒字だけど、お金は残らない”

というのは、珍しい話ではありません。

 

リーマンショックのときなどは、

この傾向が顕著で、

特に不動産のデベロッパーは、

直前期に過去最高利益を出しておきながら、

次の期に、資金繰りに行き詰まり、

経営破綻してしまった、という会社がありました。

いわゆる黒字倒産です。

 

福井商事(仮称)は、不動産会社とはいえ、

賃貸中心で、土地、建物の仕込みはやっていません。

 

そういう意味では、

比較的事業が安定しやすい不動産賃貸業で、

なぜ、そうなっているのか、

まずは、福井専務に質問するところからスタートしました。

 

(福岡雄吉郎)

2024年3月29日 (金)

焦げ付きが増える⑤

複数の顧問先で、

売掛金が回収できていない、

貸付金が回収できていない、

そんな事例を目にすることが増えてきました。

 

事例②高輪商事(仮称)は、

出資金(貸付金)の回収が見込めなくなり、

相手先(出資先)を相手取って、訴訟を起こしました。

 

結果としては、会社は勝訴しました。

相手先からは、答弁書の提出も、

裁判所に出頭することもなく、無反応でした。

 

そのため、高輪商事の主張通りの

判決となりました。

 

そして、その後、資産や給与が差し押さえできますが、

この相手先は、事業を停止していて、

事業所は一切もぬけの殻、

調べ尽くしたところ、預金関係も、

こちらが差し押さえできる状況ではありませんでした。

他の債権者からも、返済訴訟を複数抱えている状況です。

 

このあとどうするか?は、

高輪商事内で、作戦会議中です。

 

一方で、税務処理に目を向ければ、

ここまでくれば、“貸倒損失”として、

処理することが可能です。

 

顧問税理士は、当初、

「会社が存続している限り、損金として処理することは難しい」

と言っていましたが、

「この状況で、どうやって回収できるというのか?!」

と確認すると、何も反論できません。

 

ここまでやれば、堂々と、

「これだけやったのだから、貸付金の回収は不可能。

よって、貸倒損失として処理します」

と言えるのです。

 

 

(福岡雄吉郎)

2024年3月28日 (木)

焦げ付きが増える④

複数の顧問先で、

売掛金が回収できていない、

貸付金が回収できていない、

そんな事例を目にすることが増えてきました。

 

事例②貸付金が返ってこない

多角化企業である、株式会社高輪商事(仮称)は、

創業会長の意向で、本業以外に、色々と手を出してきました。

 

その中には、当たったものもあれば、ハズレのものもあり、

一勝九敗といったところです。

それでも、出資する際は、本体に致命的な影響を与えるほどの

投資を行うわけではなく、かすり傷程度で済むくらいの

出資金額に抑えてきました。

 

このなかで、いま問題となっているのは、

ゴルフ関連の投資です。

 

「いまどきゴルフ?!」ですが、

創業会長には勝算があり、

数年前に、出資に踏み切りました。

 

しかし、当初の目論見は崩れ、

出資先の状況は芳しくなく、

資金繰りも相当苦しくなってきました。

ついには、開店休業状態になっています。

 

この出資は、2000万円ですが、

もはやこのお金が返ってくる見込みは、

極めてゼロに近くなっています。

 

高輪商事の方針としては、

1)できる限りの回収努力をする

2)回収できなければ、貸倒処理をして、損金に落としたい

です。

 

まずは、やれる限りの督促を行うことから

スタートしました。

 

電話、文書、訪問を繰り返しますが、

反応は、ありません。

 

文書については、

弁護士名義で内容証明を、

配達証明付きで送付しました。

 

経験上、たいていの場合は、

ここまですると、何かしらの反応がありますが、

出資先の社長は、完全に開き直っていて、

反応はありませんでした。

 

そこで高輪商事は、裁判することにしました。

 

(福岡雄吉郎)

2024年3月27日 (水)

焦げ付きが増える③

複数の顧問先で、

売掛金が回収できていない、

貸付金が回収できていない、

そんな事例を目にすることが増えてきました。

 

事例① 少額の売掛金回収が遅れています

 

福岡商店(仮)の社長に聞くと、

「督促はしていますが、

なんというか、もう開き直られちゃって、

督促しても効果がなくなっています・・・」

という返事が返ってきました。

 

こういうときは、文書です。

 

「いや、一応、文書も出してます。」

 

というので見てみると、

何度も、請求書を発送しているくらいで、

“督促状”とはいえない文書です。

 

こういうときは、プレッシャーを与えないと、

相手に響きません。次のようなかんじです。

 

「貴社が購入した、当社商品に対する買掛金は、●月●日現在、金××××円也となっております。当該残高については、再三にわたり請求しておりますが、本日までその支払がなされておりません。

よって、ここに残金の一括支払請求をいたしますから、●月●日までにお支払下さるよう催告いたします。

 もし、上記期日までにお支払がなく、かつ、誠意ある回答のない場合には、当法人として不本意ながら法的措置をとらざるを得ず、現在、顧問弁護士と今後の対応について協議を重ねております。

  • 月●日までに一切のご連絡がない場合、●●地方裁判所民事部宛で、貴殿を被告とする訴状を発送いたします。」

 

ご参考までに今後の大きな流れは、次の通りであります。

1)裁判所から貴殿に特別送達により訴状が郵送される

2)裁判所からは、指定期日に出頭すること、答弁書を1週間前までに出すこと、証拠などを準備して持参すること等を記載した呼出状が貴殿に届く

3)貴殿は、答弁書作成し裁判所へ提出するか、指定期日に裁判所に出頭する

4)放置すれば2週間から1ヶ月以内に、弊社主張通りの判決が言い渡される

5)判決が言い渡されれば、資産や給与が差し押さえられる

 

このような感じで文書を出すと、

すぐに連絡があり、効果てきめんです。

 

(福岡雄吉郎)

2024年3月25日 (月)

焦げ付きが増える②

複数の顧問先で、

売掛金が回収できていない、

貸付金が回収できていない、

そんな事例を目にすることが増えてきました。

 

事例① 少額の売掛金回収が遅れています

 

製造を営む福岡商店(仮)は、

自社で加工した商品を、

得意先である品川商事(仮)に販売しています。

 

品川商事(仮)は、いわゆる、

“3ちゃん企業”に毛が生えたような会社で、

小さな規模で、細々と事業を継続しています。

 

福岡商店と品川商事は、

先代からの付き合いで、

かれこれ30年近くの取引になります。

お互い、先代から後継者に

バトンタッチの時期に突入しています。

 

そんな取引関係でしたが、

昨年に入り、品川商事からの入金が

少し滞ってきたようです。

商売が厳しそうなことは、何となくわかっています。

 

このときに、どうすればよいでしょうか?

 

昔からの取引関係を気にして、

まぁまぁ、なぁなぁ、で、ふわっと終わらせるか・・・

 

こういう場合は、言い方に細心の注意を払い、

やはり、毅然とした態度をとるべきですね。

 

・回収不能の状況で、商品出荷は当然ストップすること

・回収未了分については、正式に文書等で申し入れ、

 覚書、約定書を交わすこと

 

この2点だけでも、全然違いますが、

これがなかなか、中小企業にとっては、ハードルが高いのです。

 

(福岡雄吉郎)

2024年3月24日 (日)

焦げ付きが増える

複数の顧問先で、

売掛金が回収できていない、

貸付金が回収できていない、

そんな事例を目にすることが増えてきました。

 

日経平均4万円超えといっても、

まだまだ中小企業にはピンと来ないのが実際です。

 

むしろ、日銀の金融緩和の終了で、

若干ながらも金利があがり、

さらには、連日のように大手でのベアが続くと、

体力のない中小企業の経営は、

窮地に追い込まれていきます。

 

とすると、何が起こるか、

得意先の経営悪化、不渡り、

売掛金、場合によっては、貸付金の回収不能、

という事態が増えてきます。

 

しかも、会社によっては、

いまなお、100日、120日、

いやもっと長い手形をもらっているところもあり、

受け取りサイトが長ければ長いほど、

債権回収のタイミングが遅れ、

結果、貸し倒れ、焦げ付き、という事態が発生してしまいます。

 

この状況に輪をかけるように、

中小企業というのは、

「督促」、「回収」が苦手です。

 

なぜなら、督促、回収をしっかりやるということは、

PDCAで言えば、Cの部分、

つまり、チェックを厳しくできないと、話にならないからです。

 

他社の事例を参考に、

貸し倒れリスクにどのように対応すべきか、

考えていきます。

 

(福岡雄吉郎)

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