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危機管理

2015年2月12日 (木)

詐欺に引っかかる つづき③

豊田商事事件を知らなかったとはいえ、少なくとも関係した経験から、
クライアント会社の経営理念、経営の業種に対して、
しっかりとした信用力がある会社だけを手伝うようにしています。

ピンク系欲望産業、催眠的集団心理商法(呉服、宝飾)、宗教法人脱税商法、
気を付けていないと、私の信頼は、いかに会社が高収益を上げるかが目的にもなっているので、
変な会社が飛び込んできます。

「何をやっても儲かりゃいいじゃないか!」と言う人が居ますが、
そうではありません。

しっかりと世の為、人の為に汗を流して、そして、お代を頂くのはいいが、
いかに少ない努力で大きな効果をあげるか、
生産性(インプットに対してのアウトプット)だけの問題ではない。

若い時にヒットしてぼろ儲けする。騙しての手口で稼ぐことは、
晩年、いや次代の子供、孫に災いが生じます。

私のクライアントの中の会長さんがよく言われる
「株屋と銀行の話しをうのみにするな!
彼らは 自分の都合、会社の都合が先にあることを忘れるな!」
とおっしゃる。

確かに「お金」を中心に回るビジネスは「お客様に儲けさせる」より、
いかに手数料を稼ぐかにかかっているので、
それらの業では、これは当然のことなのです。

彼らは、決して顧客をだまそうとしているのではない。
銀行ならば、いかに良い会社に借金してもらえるか!  
いかにお金持ちのお金を預かるか!
證券会社なら、いかに株式を購入してもらい、いかに頻繁に売却してもらうか!
が優先するのです。

お客様のご要望をじっと待っているのではなく、
A商品 B商品、C商品と手を代え、品を代えて持ってくる。
近々であれば長期金利が上がる、円安がもっとひどくなる、
原油が上がる、先のことは何もわからないが、
わかったことのように言ってくる。

ところが、スイス、日銀政府、原油の変化により、
全く予想だにしないことが起こり、状況が変わってきます。
損したり得したり、先のことはわからないのです。

お金→ 金融商品 → お金
これを短期に転がす商法は、普通の会社は絶対すべきではない。
金融業界ならそれが仕事で、24時間 365日 
休む暇なく情報を集めなくてはならないでしょうが・・・

世のお金がお金を生むことは間違いない事実ですが、
頭のいい人ほどこの商法にのめり込む人がいらっしゃるが、
どうか、気を付けてほしい。
「俺は 騙しても 騙されることはない」と豪語される方ほど,危ない!

騙されることに巻き込まれたくはないと誰しも希望していますが、
一獲千金を夢見て、汗を流さず、お金持ちになりたいと、
宝くじ売り場を見ていると、多くの人が希望しているのですね・・・

(井上和弘)


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2015年2月 9日 (月)

詐欺にひっかかる つづき②

前述の豊田商事事件を述べましたが、
今もこの事件は、実は苦い思い出があります。

タナベ経営のコンサルタントの部長職であった1980年(昭和55年)前後、
事務所に出社すると営業社員の徳島 某君が

「部長 講演をお願いします。営業セールスマン教育で、
2時間の講演です。料金は50万円です。
高額ですので 是非とも、部長 お願いします」 
小鼻を大きくし、自信満々の顔で報告して来るのです。

「村田部長にお願いしろよ!」
「勿論 他日に部長にも出ていただきます」
「えっ それでは総額 100万円は超えるのかい?」
 石油ショック後の不況期、そんな高額支払う企業があるのか?  
信じられなかったのです。

「どこの会社で 新人教育をどこで開催するのか?」
「豊田商事という会社で和歌山の旅館でやります。
条件はビデオを撮らせてくれと言うのですが・・・・」
「豊田商事(?) トヨタ  あのトヨタ自動車の関連会社かい?」
「はい そのようです!」

その頃は、36.37歳 元気ばっかりの時代。
猛烈に私のスケジュールに仕事が入り、いい気になって働いていた時代で、
何の疑問も持たずに、和歌山に出掛けました。

会場で研修の責任者の課長にお会いしました。
課長は、元一流保険会社に勤められた実直そうな、
45歳ぐらいの方で、その方からはじめて、仕事の内容を教えられました。

自動車会社のトヨタとは何の関係もない、
金地金を何百グラムで買っていただき、現物はこちらが預かり、預かり證券を渡す。
そして、年間利息10%をお支払うというものだと説明を受けました。

会場の演壇に立って、三方の壁に張り出されている会話の実例を見て、びっくり
「金の価格をご存知ですか?」
「金のスプレット取引ご存知ですか?」
質問話法の実例が、でかでかと30~50張り出されていたのです。
「これはまずい!」

約束の2時間は話し終え、すぐさま会社に戻り、
徳島君、村田部長、本部長を呼んでミーテイングを開いたのです。
「豊田商事は トヨタの関係でもなく、豊田商事と称するは、
2年前に診断した松下開発と同じ、まぎらわしく、まして、金の先物取引会社です。
これは危険です。契約ストップすべきです」

すぐさま村田部長の講話は、キャンセルしたのです。

途轍もなく、その後の豊田商事の悪行があからさまになるにつけ、私の心はグサグサでした。
なぜって?
ビデオテープをとられ、それが恐らく、その後の新人教育に使われたかと思うと、
後味が悪かったのです。

「井上部長  既製品のセールスマンテープを流して
版元がとやかく言われることがないじゃないですか?
気にしなくていいじゃないですか?」

「馬鹿野郎・・ 向こうはタナベ経営の部長もわが社を応援してくれている会社だ!
どうせ 虚業の人は 世に有名な名前や会社を利用するんだ!
気を付けろよ!  儲けりゃいいというものではないんだ」

豊田商事と契約している弁護士、税理士顧問、道義的責任を感じていないのでしょうかね・・・
士業の人も もしかしたら豊田商事の詐欺的会社に引っかかったのですかね?

後で知ったのですが、会長の永野某は その時32歳だったのです。
金をまかれると士業も引っかかるのでしょうか?

(井上和弘)


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2015年2月 5日 (木)

詐欺に引っかかる(?)

社会生活50年、半世紀を生きてきて思う事は、
昔も今も詐欺、詐欺まがいに引っかかる者がなんと多い事か!
オレオレ詐欺に引っかかった者を笑うが、
私にとっては老人だけが引っかかるとは思えない。

無借金で、しかも30億円の現金が銀行に預けられている会社のある取締役会議での発言
「定期にしても0.02%の60万円しか 年の金利がつかない。
何か賢い運用方法はないのかい?」
各取締役も「何か ないかい?」 と思ってします。

昭和55年(1980年)前後に、
半年複利預金期間10年もの定額郵便貯金は、
10%であった経験をしている年輩者の人間にしてみれば、
昨今の超低金利率は、もう少し有利な投資、運用はないかと考えるのは当然です。

会社勤めをしていた私の友人も、
10年前に退職金を手にして、株式やFXや抵当権付債権、
先物取引やらで 痛い目に合っています。

「人間の欲」だよと 決めつけてしまえば終わりだが、
いかに悪徳商法を法規制で防ごうとも、
正当な商売の証券会社も銀行も、先物取引業者も自社の都合で、
個人のお金持ちや金持ち会社にすり寄ってくるのです。

ねずみ講、マルチ商法の先駆けの天下一家の会の主宰者が、京都の国際会議場で、
2千人の聴講者を前にその正当性の話をしているのを聞いたことがあります。

列島改造ブームで、原野をとんでもないぼろ地を区割りして、
別荘分譲と称して、悪徳、建売屋、明治屋不動産の残党が
暗躍しているのを、仕事上(コンサルタントとして)見てきました。

そして、豊田商事事件が1985年 金地金の現物を(金メッキしたニセインゴット)、
證券(ペー;パー)として売り回し、結局は解約に応じないのです。

豊田商事の会長 永野 某の自宅マンションに男2人が日本刀を持ち、玄関ドアが開かないので、
横の窓を壊して入っていく様子をマンションに詰めかけた報道取材陣がビデオカメラに収め、
ニュース番組で見ていた私には大いなるショックでした。

豊田商事は、年10%利回りを約束して
「純金ファミリー契約証券」を最高時7千人の会社員が売り歩いたのです。               
つづく

(井上和弘)

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2013年12月10日 (火)

食品加工機械の安全規則改正

平成25年10月1日、
改正「労働安全衛生規則」が施行されました。
食品加工用機械を扱う企業を、
対象としたものです。
詳細はこちらからダウンロードしてご覧下さい。

改正の要点は、次の4つです。

①機械の危険な部分への覆いの設置義務
②機械への食品投入・取り出し時の運転停止と用具使用
③危険を伴う調整・点検時の運転停止義務づけ
④機械の使用手順・安全に関する教育の実施

機械による災害に関しては、
食品加工用機械の災害が、
他の産業機械に比べても多く、
今回の改正に至ったようです。
食品業界での、休業4日以上の災害者は、
年間約2000件発生しています。

特に災害発生履歴がある企業には、
監督・指導を強化するとのことです。
また、安全規則の改正には、
労働基準監督署も関わっています。

関東エリアでは、
今回の安全指導とともに、
残業などの労務問題も併せてチェックしてゆく、
ということになっています。
まずは、労務問題が数多く埋もれている、
小さな菓子店・パン店を、照準としているよです。

ミキサーやスライサーなどの機械で大けがをした、
という事故は、確かに今だに聞きます。
人がやらないのが一番いいのですが、
人力に頼っている事が、特に食品業界では、
多いようにも感じます。

大けがや事故は、働く人にも企業にも、
マイナスしかありません。
食品業界にかかわらず、
危険な機械がないかどうか、
定期的に確認してほしいですね。

(古山喜章)

2013年2月 1日 (金)

ヒヤリ・ハットは少ないほうが良い?

古山喜章です。

物流現場の改善活動発表を聞く機会がありました。
テーマは、「ヒヤリ・ハットの削減」でした。
作業中、“ヒヤリとした”“ハッとした”という事が、
いわゆる、“ヒヤリ・ハット”ですね。

その物流現場でも、
日常的にフォークリフトが走りまわっており、
安全対策のために、ヒヤリ・ハットを減らそう!
というわけです。

で、発表を聞いていると、改善活動を進めるなかで、
ヒヤリ・ハットがどんどん減っているのです。
でも私は、“それはおかしいよ”と指摘しました。

ヒヤリ・ハットは減らすものではなく、
たくさん洗い出して、その原因をつぶしてゆくものです。
だから、結果として、ヒヤリ・ハットが減るのです。

“ヒヤリ・ハットを減らそう!”
という活動を始めた場合、本当にまじめに取り組む現場は、
最初、ヒヤリ・ハットが格段に増えるのです。
で、“今まで気づかなかったヒヤリ・ハットがこんなにありました!”
となるはずなのです。
これまで以上に意識をして、ヒヤリ・ハットを探すのですから、
増えて当然なのです。

そして、ひとつずつ、その原因を考えてリストアップし、
計画を立てて、順に改善してゆくわけです。

それが、“表示をしました!”程度の改善で、
ヒヤリ・ハットがどんどん減るなら、それは、
真剣に取り組んでいない証拠なのです。

ヒヤリ・ハットの改善に取り組むなら、
まずは毎日ひとり1件ずつ見つけてカードに書き出す、
ということを、1ケ月~2ケ月続ける、ということが必要です。
で、そのヒヤリ・ハットを種類別に分類し、
原因を討議して真因を見いだし、改善策を講じるのです。

すぐにできるものもあれば、少し時間のかかるもの、
新たなルールが必要なもの、などがでてきます。
で、担当やスケジュールを決めるのです。

ヒヤリ・ハットは、医療・介護、各種工場、店舗など、
さまざまな業種で、危機管理に備えて取り組まれています。
しかし、表面的な思いつきのヒヤリ・ハットでは、底が浅く、
大した改善にはつながりません。
ヒヤリ・ハットの削減に取り組むなら、
取り組む目的を理解し、真剣に取り組んでほしいのです。

2012年2月 2日 (木)

異物混入対策となる、明るさの管理

古山喜章です。

飲食店や食品工場における、
異物混入対策のなかでも、
その対策の維持・改善、周知徹底が難しいものに、
毛髪混入対策があります。
とはいえ、
決してあってはならない事故なのです。

多くの食品会社や厨房を抱える施設が、
毛髪混入対策に悩まされています。

正しい身だしなみや白衣の着用、
粘着ローラーの利用やエアシャワー、清掃など。
さまざまな対策を講じておられると思います。

で、最終手段は、
食品を目で見て異物がないか確認する、
ということになります。

その時、確認をする場所が暗い、
という現場を見ることがあるのです。
目視確認する場所が暗くては、
せっかくの最終チェックが手薄になります。

JIS規格で定められている、
工場内の照度基準を参考に考慮すると、
食品加工の通常作業なら、
作業者の手元は、500ルクスの照度が必要です。
(↓クリックしたら拡大します)
Syoudkijun

但し、
検品や毛髪チェックなどの細かい検査作業なら、
もうワンランク上の、750ルクスの照度が望ましいでしょう。
そもそも、食品工場や厨房で、
作業場の照度を計測したことがあるでしょうか?

・蛍光灯は累積点灯時間が長くなるほど、照度は落ちます。
・同じ照度でも、若年層よりも年配層は暗く感じます。
・LED照明の方が、陰がはっきりして異物発見がしやすい。
・蛍光灯のラインと作業位置がずれると、手元の照度は落ちる。
などなど、照度管理といってもさまざまな要素があります。

思い当たる業務を抱えている企業は、
一度、照度のチェックをしてみてはどうでしょうか?

2011年10月 5日 (水)

サインをさせればそれで済むのか?

ICOの森垣英和です。

先日、携帯電話を買い換えました。
前の携帯は買って2年近くたち、電池の持ちが悪くなって、電池を買い換えれば済むことであったわけですが、新しい携帯電話を購入しました。
今回は「スマホ」だと思って、梅田の大型家電店に行き「簡単な操作のスマホない?」と販売員に尋ねると、どのスマホも機能的にはほぼ同じで、どれもが同じような操作性とのこと。
いろんな機能をもっており、音楽やゲーム、ユーチューブ、Androidマーケットからアプリをダウンロードできるなど説明してくれますが、アナログ人間の私としては、電話、メール、Iチャネル程度位しか実際は使いません。

で、結果的には、今までと同じ折りたたみ式のFOMAに決めてカウンターへ。

カウンターの説明嬢がチェックリストを持って「これはどう、あれはこう、説明しましたネ」とチェックリストに済みの印を記入して話をどんどん進めていく。
そして最後に説明を聞いて判ったというサインをせよと要求する。
技術的な用語もあり「それは、何?」と聞き辛い雰囲気で説明を進める。
あの説明は、若い人、年配の人、よく判っている人、あまり知識のない人など関係なく1つのシートで済ませる様になっているのでしょうね。

説明がマニュアル化され効率的に進めることは悪くはないが、サインをさせるのなら「コピーをくれ」と言いたくなる思いを持つのは私だけでしょうか?

昨年、病院に入院し、ちょっとした手術をしました。
手術の際、手術のリスク、万一こんなことも起こる危険性があります、などの説明を受け「サインせよ」と4枚も5枚もの書類にサインさせられました。
勿論、説明しなかったということでの後のトラブルを防ぐという意図は理解できるものの「何故、こんなにサインが要るのか。
責任逃れの為ではないか」という思いをしました。
それなら「手術でミスをしません」と言う医師のサインを患者に出せといいたくなります。

説明することが目的になってしまって、本来の説明の目的であるお客(患者)の理解、納得、その確認のサインであるという手段、目的の取り違えがあるのではないかという気がします。

消費者の4つの権利
①安全である権利
②知らされる権利
③選ぶ権利
④意見を反映させる権利
をもう一度よく考える必要があるのではないでしょうか?

2011年9月29日 (木)

食中毒予防の三原則って何ですか?

古山喜章です。

食の安全・安心への消費者意識は年々上がり、
その対策に伴うコストも増える一方です。

半面、食の現場の意識は相変わらず、
という企業が本当に多い!
いつまでたっても食中毒事故が減らいのも、
無理からぬところです。

例えば、
「食中毒予防の三原則は何ですか?」と尋ねても、
回答できる厨房職員は圧倒的に少ないです。
衛生管理の本などを見れば、必ず出てくる項目です。
「本なんか読むの嫌いだからこの仕事やってるんですよ」
という声も帰ってきます。
が、今はそんなわけにはいかない時代なのです。

三原則は、
菌を「つけない」「増やさない」「殺す」です。
「つけない」ために、手洗いをし、
「増やさない」ために、温度管理をし、
「殺す」ために、殺菌をするわけです。

「三原則は言えなくても、ちゃんとやってますよ!」
と言われるのですが、
“やっている”と“できている”は違うのです。

“やっている”のに、食中毒事故は起こるのです。
結局、
“やっている”けど“できていない”のです。

できている企業は、そのリーダーが、
衛生管理の知識をしっかり蓄え、
日々、スタッフに指導・教育をしています。

ここでは衛生管理の例をあげましたが、
往々にして、同様のことが見受けられます。

どんな職種でも、
関連する基本的な知識や法律のことは、
管理者たるもの、知っておいてほしいですね。

2011年8月31日 (水)

食品工場・飲食店でのヒヤリハット

古山喜章です。

東京都が行った、食品工場や飲食店で働く、
パート・アルバイトの意識調査データが公開されています。
このファイルです。
「jobs.pdf」をダウンロード

「食品工場・飲食店でのヒヤリハット」の項目では、
例えば、次のようなことが書かれています。

・慣れている人の方が手洗いがズサン
・手洗いの講習はあったが、忙しい時は守られていない
・食材をすぐに冷凍冷蔵せずに放置している
・食器を拭くふきんと作業台を拭くふきんが同じ
・チェック表はあるが、つけ忘れが多い

などなど、パート・アルバイトが感じた、
約50個のヒヤリハットが書かれています。

食品を扱う事業者の方には、多かれ少なかれ、
思い当たるような内容があることと思います。

このようなヒヤリハットは、
声を聴いてあげないとでてきません。
なかにはハッキリと職場で声に出す人もいるでしょうが、
まぁ少数派ですね。

「食品工場・飲食店で働くことで初めて知ったこと」
という項目もあります。

・作業中は常にマスクを装着すること
・長い髪の毛は縛ること
・手にもたくさんの菌がついていること
・気の使い方が、家庭の調理レベルとは違うこと
・全ての食材に開封日・開封者を記載すること

などなど、事業者側からすれば、
「えっ?あたりまえでしょ??」
ということでも、初めて働く人たちにとっては、
知らなかったことばかりなのです。

そのことを踏まえて、従業員には繰り返し教育し、
管理者が常にチェックすることが必要となります。

このファイルには、事業者が工夫している衛生教育、
についても書かれてあります。
食品関係の事業者の方は、参考にされてはいかがでしょうか。

2011年7月20日 (水)

危機はいつでもある

古山喜章です。

地震だけでなく、火災、台風、豪雨など、
考えてみれば、
経営は常にさまざまな危機と隣り合わせですね。

今回の台風6号でも、ある工場長から、
「台風に備えて今から建物・設備の再点検です!」
との連絡をいただきました。
チェック項目に沿って、
事前の再点検をされる、とのことです。

“備えあれば憂いなし”とは、よく言ったものですね。

しかしこれが、
組織の末端の店舗や営業所になると、
備えが不十分なことがよくあります。

“停電になったとき”
“重要な設備が故障・停止したとき”
“水道に異変が生じたき”
“火災が発生したとき”
“台風・豪雨が接近してきたとき”
などなど。

どう対応すればよいのか、
どこに連絡すればよいのか?
特に、店長や所長が不在のときに、
他の者が対応できるようになっているのか?

連絡経路を明確にして、
店舗・営業所の者全員が、
認識できている状況にするだけでも、
対応のスピードは全然違ってきます。

危機は各社公平に、いつでもありうるものです。
決して、
10年に1回、100年に1回、1000年に1回、
のものではありません。

危機への対応スピードの違いが、
危機以降の復帰・再生に、
大きな影響をもたらします。

突発的な環境変化に適応する、
体制・体質があるか?
さまざまな危機が訪れた時に、
各社の環境適応力が、試されるのです。

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