古山喜章です。
デフレ環境が続く中、ユニクロ、ニトリ、王将、サイゼリヤなど、低価格で納得のいく価値を提供できている店舗が、消費者の心理をとらえています。
やはり今、"安くて満足できる品質"というのが強いですね。
先日、大阪御堂筋の淀屋橋界隈を歩いていると、「FREE CAFE」という看板が目につきました。
"えっ、タダ???" とにかく関西人は、"タダ"という言葉には敏感です。
見ると、ビルの1階にある、いわばコーヒー一杯300円前後で売っているような感じのカフェと変わりありません。
入ってい見ると、本当に"タダ"でした。
セルフサービスでプレートと紙コップをとり、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、のいずれかを自分で注ぎます。
そして、ガラスビンに入ったおかきをとり、お皿の上にのせ、席についていただきます。(おかきは約10種類くらいあります)
おかきを製造販売されている、播磨屋さんが展開しています。
店内の一角には販売コーナーもあり、地方発送をすることもできます。
とはいえ、店内の大部分はフリーカフェが占めています。
フリーカフェでお客を集め、販売につなげているのですから、立派なものです。
と、これが大切なのですが、タダだからといって、安っぽくないことです。
気兼ねなく入れて、気持ちのよい接客をしてくれます。
なので、いただく側にも、"タダだから食べれるだけたべよう"なんていうセコイ気持ちがわきにくいです。
まぁ、なかにはごはんのように山盛りのおかきをたべている人もいましたが・・・。
おかきは、いわゆる"割れせん"を活用し、あとはドリンクですから、原材料コストはさほどでもないでしょう。
お茶を出してくれる和菓子屋さんはありますが、ここまでされると、インパクトが全然違います。
それでも、私などは根がみみっちぃ関西人ですから、"タダの裏には何かあるのでは???"と勘ぐってしまいました。(恥ずかしい!)
同じ店舗は銀座にもあるそうです。
近くを通った際には、一度立ち寄ってみてはいかがですか?
何せ、"タダ"ですから。
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